TOP写真風来記余剰苗掲示版リンク
以前の記事
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
more...

フォロー中のブログ
東洋蘭風来記奥部屋
東洋蘭 花図鑑 東洋蘭 ...

検索

タグ


東洋蘭「京楽焼鉢」                   No.476
b0034163_11562470.jpg
b0034163_11563882.jpg
b0034163_11564647.jpg
b0034163_11565462.jpg
b0034163_1157412.jpg
b0034163_11571217.jpg

◆2013年6月、。   京楽焼植木鉢大鉢


大きい大きい楽焼鉢、。
口径29.3センチ高さ26センチというのだからもうほとんど「尺鉢」です、。バケツのよう、。
絵付けや製作年のことよりも、どうやって作ったんだろか、の方向へ目が向いてしまう鉢です、。轆轤(ろくろ)に土の塊を乗せて形を作りながら引き上げて行くとしても、途中で陶土がヘニャヘニャとならないのかねぇ、という風な方へ頭が行ってしまいますね、。
ま、ともかく、どうにかして直径30センチの鉢を作っても、乾燥や素焼段階でよくぞひび割れしなかったものです、。この作者・窯元は「大鉢作り」によほど自信があるのか楽焼鉢には珍しく「二重の桜の花紋の中に翆という落款」を入れています、。この落款は他では見たことが無いのですが御存知の人が居られましたらメールでお教えください、。

「藤花と御所車と陣幕に鼉太鼓紋様」、。火炎太鼓は三つ巴、。陰陽は不明、。
絵付け絵師には見覚えがあるので、過去にご紹介の楽焼鉢とは特別な違いはありません、。大きさだけが違うところです、。鉢縁上部や鉢全面に「藤の花」が描かれているところから「テーマ」は御所車や鼉太鼓ではなく「藤の花」なのだと思います、。藤は藤原家を象徴する紋様だそうですが約1000年ほど時間がずれますし、江戸時代以降は京都や鍋島で陶磁器紋様に多用されたらしいので、この場合は特に意味はないと思います、。藤の花見の宴を描いたものでしょう、。
全体の絵や足の絵付けの完成度から、明治中~後期の作品、。それにしても、この大きさはチョッと作れないですよ、。                                     (飛田邦之氏所蔵・撮影)


この鉢を「楽焼鉢」とは判断せずに(おそらく鉢底の様子や藤の絵付けから)「京焼」の部類という人もおられるようですが、まぁ「楽焼鉢」でよいと思います、。
--------------------------------------------
<訂正>
この鉢の上部から垂れ下がって描かれているのは「桜」だそうです、。
また、ヘリの上部に描かれているのは「桐」だそうです、。

「桜花」と「桐の花」と「御所車」と「火炎太鼓」と「陣幕」とが描かれているようです、。
古典紋様の決まりごとに拘らずに描かれているところから判断すると、この鉢は「東京楽」かな?
by evian_th | 2013-06-01 00:05 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
<< 東洋蘭「楽焼鉢」       ... 奥地蘭「朶朶香更紗兜花」「春風... >>



TOP写真風来記余剰苗掲示版リンク

Copyright(C) 2005 東洋蘭風来記 All rights reserved.