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◆中国蘭の産地                    (No.77)
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中国蘭の産地地図・・・
中国蘭の産地を、簡単に説明しておきます、。
広い中国でも、蘭の産地は南部に限られていて、図中、海沿いの江蘇省中部・安徽省中部・河南省南部・陜西省南部・甘粛省南部・・・に横線を引くと、それが中国蘭の自生地の北限です、。

海沿いの江蘇省・浙江省・安徽省は従前の一茎一花有香種の産地です、。この南部では中国寒蘭・杭州寒蘭も自生しています、。

◆奥の方、雲南省・四川省・貴州省・重慶市は、風来記でもお馴染みの、奥地蘭(朶朶香・豆弁蘭・蓮弁蘭・春剣蘭など有香種)の産地です、。

◆その他の地方は、無香または微香の蘭の自生地で、今回ご紹介した湖北省中部以北・河南省南部には、日本春蘭や韓国春蘭と類似の無香の一茎一花が産します、。
九華の主産地も湖北省近辺です、。
(チベット人民自治区やインド北部にも東洋蘭は産しますが、省略しました、)、。
by evian_th | 2006-11-23 22:04
◆湖北省随州市の蘭                 (No.76)
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◆湖北省随州市産の蘭・・・

11月23日中国の経団連に相当する機関の人の来訪を受け、「随州産の蘭」約10株を受け取ったん、。(人物は蘭関係者ではないので顔は消してあります)、。
一見して、これは我々日本の愛好家が今まで「韓国春蘭」だと信じて培養してきた蘭そのものでした、。従前から「韓国春蘭の6割は中国春蘭だ、」ていう噂は聞いていたのですが、噂は本当だったと信ずる根拠を示すものです、。

随州市は蘭産業を随州の地場産業として健全に発展する事を望んでいます、。
今までは韓国人商人の手で韓国へ持ち帰られ韓国春蘭として売られたり、紹興産の蘭として売られたりで、「随州の蘭」として売られる事はありませんでした、。

今後、日本と中国の蘭の交流の中で、これらがどのような扱いになって行くのか注目したいところです、。随州の蘭は無香または微香です、柄物はともかく、花物がどのような蘭なのかを確認したいと考えます、。すでに韓国春蘭として有名高価な花物銘品の幾つかが随州産の中国春蘭であるとの噂もありますから、銘花銘品を産出する楽しい産地であることは確かなようです、。
(関係文は自然と野生ラン・2004年7・8月号・東洋蘭風来記に地図入りで掲載されています)
by evian_th | 2006-11-23 13:53
◆蓮弁蘭                        (No.75)
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◆「蓮弁蘭」

学名をCim.lianpanと言い、雲南の多彩な春咲きの蘭類の中でも、蓮弁蘭は特に世人の注目を集めています、。花弁に入る7~9本の平行脈が目に鮮やかで、各種の色素がその間に集中し、弁型が「蓮の花」に似ていることからこの名を得ています。

原産地は地形が険しく山脈が縦横に走り、その間を3つの大河が貫流し、独特の地理的立体気候条件を構成していて、これが蓮弁蘭の特徴をもたらし、葉型、花色に変異を多くしています。
葉幅は5ミリに及ばないものから1.8センチを越す物まであり、葉長は30~80センチで、立ち葉は抜き身の剣の如く、垂れ葉は鉢を抱くほどであると中国の本に記述されています。

川の沿岸、標高の低い所は広葉が多く、深谷、標高の高い所は細葉となり、細葉の花は澄んだ色で白花も多いようです。素心の発現率は広葉の蓮弁蘭と比較してかなり多目です。従って雲南の西北部一体では、蓮弁蘭のことを「小雪蘭」と呼ぶ習慣があります。
蓮弁蘭は早春開花、通常一茎に2~3輪、花茎は高く伸び、花は大輪で花色鮮艶、葉姿優美、香りは馥郁としています。

花色が豊富である上に、性質強健、栽培は容易で自生地の気候の影響で耐寒性の大きいのが特徴です。花弁に7~9条の線脈が入るのも特徴で、日本の春蘭界では花弁の筋は嫌われるのが通常ですが、蓮弁蘭の花弁に入る筋は実に魅力的で、我々がこの花を見る時に強く魅かれるほどに悩ましいものです。 

(自然と野生ラン・2004年6月号・東洋蘭風来記より、)、。
by evian_th | 2006-11-17 21:39
◆紅竜字のこと・・・                   (No.74)
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(◆今秋の各地の展示会案内は、下スレ73にあります)、。

中国春蘭「紅竜字」のこと・・・
中国春蘭・一茎一花「紅竜字」命名の由来には偶然ながらエビアンが関係したので、一度、文章にして知っておいて頂きたいと思います、。

この蘭は昭和30年代に(蕙蘭明玉で財を成した)蕙蘭大商人の故・小野寺員一氏が岡山県か広島県のお棚から買い出して当時「宋梅」で有名だった大阪枚方市牧野の故・竹島健太郎氏に納めたものです、。
竹島氏はこの蘭が花弁に赤色を発色させることと、捧心内側にイクタを出す事から、絶種とされている銘花「丹華蝶」を発見したと信じ、蘭友に知らせました、。昭和45年頃、東京日本橋三越本店で開かれていた関東愛蘭会(?)展示会に役員の早川源蔵氏を頼って、参考展示したいと申し込み、エビアンに開花株一鉢を託したのでした、。
あずかった蘭を持って大阪空港から飛行機で東京へ向かい、日本橋三越の会場へ行くと、早川源蔵さん・大栄兄・小原秀次郎さんらが居て、この花の鑑定をしたのでした、。
結局、「丹華蝶」の実態が判然としないものの、この花は記述にある「丹華蝶」とは別物である、。見たところ中国蘭一花水仙弁「竜字」に弁型が似ていて赤いので「紅竜字」と新たに命名したらどうか、、という結論になり、ここに「紅竜字」が誕生したのです、。
掲載の画像はその当時エビアン棚で開花の花画像です、。花弁に脈が出る様子が写っています、。
by evian_th | 2006-11-12 18:28
◆塗り黒泥外縁丸                  (No.73)
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塗り黒泥釘彫り外縁丸型下方鉢
画像的に面白い鉢を・・と探して目に付いた鉢ですが、先月の塗り白泥よりも更に安手の鉢になりました、。解説するのも恥ずかしい程の鉢です、。新渡、。
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by evian_th | 2006-11-03 15:21



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