TOP写真風来記余剰苗掲示版リンク
以前の記事
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
more...

フォロー中のブログ
東洋蘭風来記奥部屋
東洋蘭 花図鑑 東洋蘭 ...

検索

タグ


<   2008年 04月 ( 14 )   > この月の画像一覧
◆東洋蘭・手島鉢(その3)             No.171
b0034163_20194921.jpg

◆2008年5月、。   東京の京楽焼き「手島鉢」、。
「京楽焼」の万年青鉢が作られ始めたのは、京都を中心に「小万年青」が大流行した明治14年(1881年)頃からだと言われています、。現在の楽焼き東洋蘭鉢は、この万年青鉢のデザインを上下に引き伸ばしたものですから、蘭鉢の生産は万年青鉢よりも更に時代が下ります、。
-------------------------------
◆京都での楽焼き蘭鉢は別の機会に書くとして・・・
大正7年頃、東京市本郷区駒込に「手島揫二」が「京楽焼東京元祖」「錦園堂」を窯開きしました、。手島揫二の特徴は、「絵付けに波千鳥や唐草模様」が多いこと、。”イッチン絵付け”を多用したこと、。生地にイッチンで絵付けした後、縁と足に加茂黒を塗り、胴には「灰緑色の透明釉薬」をかけて焼いてあるものが多く見られます、。更に、「瑠璃釉薬」も得意とした事、などです、。
--------------------------------
◆手島揫二は絵師ではなく、本来は「鉢そのものを捻る」のが本業でしたから、絵付けはむしろ一見拙く見えますが、鉢はシッカリと作られています、。
手島鉢は、昭和20年の大空襲を境に生産を止め、以後、手島揫二自身が作ることはありませんでした、。約27~28年間だけの生産でした、。
--------------------------------
◆人の話では、昭和20年以降にも、手島で修業していた鉢職人が作り続けた痕跡が見られるようです、。また、当時の手島には絵師として「五柳」がやって来て絵付けをした、とも言われますが、「五柳さん」本来の優れた絵付けは見られないのと時間的なすり合わせが一致しないので、この話は腑に落ちないところです、。
「手島家」と「愛知県・愛楽園・杉浦家」とは血縁があったらしく、その伝手で「愛楽園・杉浦重平さん」が9年間ほど手島で修業していたようです、。
-----------------------------------------------------------
◆トップ画面には本来「東洋蘭鉢」を使用すべきでしたが、鉢の生地からの作りがシッカリしていて、非常に高級な瑠璃釉薬を分厚くしかも上手に使用し、自信を持って「手島揫二の鉢」だと思える、エビアンの友人から贈られた万年青鉢の方を使用しました、。ただ、鉢の地色の「暗い灰緑色」は写しきれませんでした、。実物は重厚味溢れる鉢です、。薄い縁もピシッと決まり、手島鉢の良さが味わえます、。
by evian_th | 2008-04-29 20:20 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
◆落款のある手島鉢(その2)、。                 No.170
b0034163_20162848.jpg

◆2008年5月、。   「手島鉢」の落款、。
現在よく見る「手島鉢」は無落款ですが、手島にも落款はありました、。肉厚がある程度ある鉢に入れたのかも知れません、。落款は「てしま」と”ひらかな”です、。
(資料提供:笠原信雄氏)
by evian_th | 2008-04-29 20:17 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
◆東洋蘭用楽鉢「手島揫二の価格カタログ」(その1)   No.169
b0034163_20132021.jpg

◆2008年5月、。  手島揫二の「錦園堂」価格表、。
画像は、大正14年4月発行の、東京市本郷区駒込林町に窯を開いた「錦園堂」手島揫二の価格表です、。(資料提供:梅里園・蛭田利春氏)
この価格表を見ると、手島揫二は「万年青鉢・蘭用高形・仙人掌用腰丸」を作っていた事が分かります、。
下は同じ東京本郷上駒込にあった「福留京楽堂」の明治33年(1900年)の価格表です、。
by evian_th | 2008-04-29 20:13 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
◆蓮弁蘭の学名が「ピアナム」に、         No.168
b0034163_19485295.jpg

◆2008年4月、。
「東洋蘭風来記」では、従前より、中国奥地の蘭の「蓮弁蘭」の学名をCym.lianpanと、して来ましたが、「蓮弁蘭」は(多分2002年頃から)「ピアナム」に含まれるようになったようです、。
従って、蓮弁蘭の学名は、”Cym.tortisepalum Fukuyama”
に替わっています、。

------------------------------------
◆「春剣蘭」については、学説が2つあり、
独立種として、Cym.longibracteatum とする説と、
「ピアナムの変種」として、Cym.tortisepalum Fukuyama var.longibracteatumとがあるようですが、どうも、「蓮弁蘭」も「春剣蘭」も「ピアナムに含まれる、」という学説が有力の様子です、。
-------------------------------------
◆「Fukuyama」さんは、戦前の植物学者で、戦前にピアナムの学説を発表していて、今回、蓮弁蘭・春剣蘭もピアナムの変種であるという事に統一されたようです、。
--------------------------------------
◆ピアナム・蓮弁蘭は、シム・トルティセパーラム・フクヤマ
春剣蘭は、シム・トルティセパーラム・フクヤマ・バー・ロンギブラクテアタム
--------------------------------------
AFCPOホームページ(フランス語なので見にくいけど、結構活動してるように見えます)、。
by evian_th | 2008-04-25 20:04 | 奥地蘭(中国蘭)
◆中国蘭九花「如意素」                No.167
b0034163_17594582.jpg

◆2008年4月、。
中国蘭・九花「如意素」、。「如意素」てのは一花にもあるし、蘭の部分の状態を現す用語に「如意舌、」てのもある、。
「如意」・・というのは”仏具”である、と風来記常連さんが”如意なる仏具”の画像を送って下さった、。ユッタリとした曲線を描く持ち手と、その先っぽがカーブし、上に皿様の部分があるのだけど、さて「如意」の語源となったのは一体どの部分を指して言うのだろうか、と謎が深まった、。
----------------------------
◆画像の「如意素」の舌は「狭長舌」で、如意舌ではない、。どこを見て「如意素」と命名したのかなぁ~、。
by evian_th | 2008-04-24 18:09 | 中国蘭(中国春蘭)
◆全国日本春蘭連合会役員            No.166
b0034163_1704957.jpg

◆2008年4月、。
「全国日本春蘭連合会」役員表、。(クリックで全表示します)、。
「全春連」と言っても、一般の愛好家から見れば訳の分からない組織でしょうから、2008年の役員表を掲載、。これ見ても、訳分からんけど、。
by evian_th | 2008-04-24 17:07 | 東洋蘭(春蘭)
◆全国日本春蘭連合会役員            No.165
b0034163_16561627.jpg

◆208年4月、。
「全国日本春蘭連合会」役員表、。「公認取引委員」、。
(クリックで全表示します)、。
春蘭の新登録時には公認取引委員の推薦が必要、。
by evian_th | 2008-04-24 17:05 | 日本春蘭(春蘭)
◆中国春蘭一花梅弁「西神梅」、。   No.164
b0034163_16591349.jpg

◆2008年4月、。
今春の「西神梅、」、。5~6鉢咲かせて、何とか見れるのはこの一鉢くらいでした、。移動させたり植え替えたりしたからでしょうね、。
by evian_th | 2008-04-21 17:00
◆中国春蘭素心「老文団素」と「富岡素」、。   No.163
b0034163_2352588.jpg

◆2008年4月、。「老文団素」と「富岡素」、。
今回の中国蘭ブームは”中国での人気のコピー”だったので、”濃い品種”が人気で、「素心」は置いてけぼりを食った格好でした、。が、ごく一部の人の中には中国春蘭の本格派も居て、自分好みの「素心」を集めている様子でした、。「富岡素」は判別が難しい品種なのと数が少ないのとで、そういう人たちが探している蘭です、。
「老文団素」の方は、前回よりは偽物が少ないようですが、「老文団素」そのものの売買が少なく、欲しい人が出れば偽物も出てくるのでしょう、。この品種は偽物を売るつもりではなくて、所有者本人に見る目がなくて、自分の「老文団素」こそは本物だ、と信じているのが一般的です、。
-------------------------------
◆両種は非常に似ています、。
葉姿・葉性では見分けは困難です、。中幅、照りのある濃緑の中垂葉またはユッタリとした環垂れ葉、長さの割に幅を引かない部類の蘭です、。強いて違いを探すとすると、「富岡素」の方が襟組み正しく立ち上がり涼しく、「老文団素」は作りによって新木が立つなど多少荒れます、。古木の葉先が傷みますが、他の蘭と比べて特に葉傷みし易いと言うほどではありません、。
根の状態や性質も似ています、。
-------------------------------
◆花は、「老文団素」は(よく言われるように)弁先に剃刀で削いだような鋭さ、角度があるのに比べて、「富岡素」には”副弁上方に、なで肩”のような優しさがあります、。(画像、矢印部分に角張りが有るか無いかの違いです、。花弁下方は両種とも角張ります、)、。ここが一番の違いですが、両種共、お互いに似たような咲き方をすることも多く、一株に5~6花咲いた時の平均値というか、一番元気の良い花でのことです、。
上の画像は、なるべく両種の特徴が出た花を選びました、。老文団素は開花後2週間経過、富岡素の方は開花後3週間程度経過しています、。(咲き上がりを待って撮影しました、)、。
-------------------------------
◆「宋梅」などは色んな花形に咲いても「宋梅」という品種名を見間違うことは無いものですが、この両種は花によっては品種名さえ分からないほど違って咲きます、。
-------------------------------
◆「老文団素」は凛としたところのある男性的な蘭(若武者ではなく古武士の風格を有する蘭)で、それに対して「富岡素」は気品のある優しさを感じる女性的な蘭(モナリザのような)です、。
上画像の2種とも、まだ最上木に咲いた花ではなく(途中粗末にした期間が長く、手間取ってます、)、花弁の幅はもっと広くなります、。
-------------------------------
昨夜はTV見ながら、これ書き始めたので、文章になってなくて、すみません、。まとまってないね、。
◆中国春蘭もここまで来ると、興味のある人は少ないし、理解できる人となると、もっと少ないと思いますが、一度は書いておかないとね、。
by evian_th | 2008-04-16 00:28
◆フランス国で出版の風来記東洋蘭の本     No.162
b0034163_1318470.jpg

◆2008年4月、。
フランスで風来記東洋蘭画像をメインにして出版された本(機関誌)、。
------------------------------------
Dans l'ami français et l'orchidée a autorisé le personnel qui a essayé dans la publication de ce livre, vous apprécient.
------------------------------------
◆昨2007年初秋、フランス人の蘭愛好家Mr.Denis Sivigny て人からメールが来て、東洋蘭が珍しくて、フランスで紹介したいから画像を送って欲しい、てことだた、。
DVDに落とした画像を送ったら、植え込み材は石に見えるが何の石か、とか、鉢のこととかに興味津津の様子でした、。
◆その当時、よい翻訳サイトを知らなくて、いい加減な返事しかしなかったのですが、今回、本を送って頂けたので、皆さんにご紹介!!,、。(本気で本にするなら、もっと本気で付き合ってやれば良かったなぁ~、)、。
◆一茎一花のシンビジウムなんて珍しいだろうし、葉姿を重要視したり植え込み鉢にまで神経を使う蘭作り文化は、フランスや西洋には存在しないでしょうから、何か好影響を与えたかも知れませんね、。
◆文字は読めないのですが、鉢のことなど図解したり、折れ線グラフなども使い何やら詳しく説明してあるようです、。
by evian_th | 2008-04-12 13:20 | 東洋蘭流行傾向



TOP写真風来記余剰苗掲示版リンク

Copyright(C) 2005 東洋蘭風来記 All rights reserved.