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東洋蘭鉢「京楽焼・楽徳蘭鉢」             No.478
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◆2013年7月1日、。   東洋蘭鉢・楽焼鉢「楽徳蘭鉢」

久々の「京楽焼鉢」、。京都祇園「浮田楽徳鉢」、。
真横画像だけを見ても一目で分かる「楽徳蘭鉢」、。口径15.3センチ、高さ19センチ、この時代にしては珍しく大きい5寸鉢です、。

テールベルトの横線を4本描いて鉢の胴部分を上下5段に分けた「段替わり」、。
ヘリの直下の一段目には雲形、。2段目と4段目には「雷紋」、。中央部3段目には「唐草紋」の地合いに「亀甲花菱紋」と「雪輪紋」の散らし紋、。5段目の足の間は窓の中に「菊花紋」、。
・・・という風に京都の伝統紋様づくしの絵柄、。絵にテーマは無く、伝統紋様を描いただけ、。絵付けのテーマや描き方から見て、かなり初期の頃の作品と思われます、。
真上画像から鉢底を覗き込むアングルでは「楽徳鉢」と「短冊屋鉢」は一見似てます、。手に取って触ると一目瞭然、判別できます、。明治初期~中期の作、。               (飛田邦之氏蔵:撮影)


ヘリの上部に細いニューが1箇所見えますが、それ以外はほぼ無傷、。
「短冊屋」と「楽徳」の大きな違いは「台の鉢」の硬さ、。「短冊屋」は非常に硬く作られているのに比べると、「楽徳鉢」は台の作り自体が柔らかく、ニューやカケの入ったものが多いのです、。
最初の陶土の揉みこみ具合が違うのか、焼成温度が短冊屋は高く、楽徳窯は低温だったかの違いでしょう、。しかし、このことは両窯の見分けに役立ちます、。




華幸園 富貴蘭自慢会
時:2013年7月13日・14日
所:華幸園展示場。(香川県高松市生島町420-150)

by evian_th | 2013-06-30 01:04 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
東洋蘭「楽焼鉢」                     No.477
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◆2013年6月、。   東洋蘭「楽焼鉢」




三香園 富貴蘭展
時:2013年6月29日・30日・7月1日
所:三香園



兵庫春蘭友の会 新芽会
時:2013年6月30日午後1時(会費500円)
所:相生園芸センター

by evian_th | 2013-06-11 19:08 | 東洋蘭(春蘭)
東洋蘭「京楽焼鉢」                   No.476
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◆2013年6月、。   京楽焼植木鉢大鉢


大きい大きい楽焼鉢、。
口径29.3センチ高さ26センチというのだからもうほとんど「尺鉢」です、。バケツのよう、。
絵付けや製作年のことよりも、どうやって作ったんだろか、の方向へ目が向いてしまう鉢です、。轆轤(ろくろ)に土の塊を乗せて形を作りながら引き上げて行くとしても、途中で陶土がヘニャヘニャとならないのかねぇ、という風な方へ頭が行ってしまいますね、。
ま、ともかく、どうにかして直径30センチの鉢を作っても、乾燥や素焼段階でよくぞひび割れしなかったものです、。この作者・窯元は「大鉢作り」によほど自信があるのか楽焼鉢には珍しく「二重の桜の花紋の中に翆という落款」を入れています、。この落款は他では見たことが無いのですが御存知の人が居られましたらメールでお教えください、。

「藤花と御所車と陣幕に鼉太鼓紋様」、。火炎太鼓は三つ巴、。陰陽は不明、。
絵付け絵師には見覚えがあるので、過去にご紹介の楽焼鉢とは特別な違いはありません、。大きさだけが違うところです、。鉢縁上部や鉢全面に「藤の花」が描かれているところから「テーマ」は御所車や鼉太鼓ではなく「藤の花」なのだと思います、。藤は藤原家を象徴する紋様だそうですが約1000年ほど時間がずれますし、江戸時代以降は京都や鍋島で陶磁器紋様に多用されたらしいので、この場合は特に意味はないと思います、。藤の花見の宴を描いたものでしょう、。
全体の絵や足の絵付けの完成度から、明治中~後期の作品、。それにしても、この大きさはチョッと作れないですよ、。                                     (飛田邦之氏所蔵・撮影)


この鉢を「楽焼鉢」とは判断せずに(おそらく鉢底の様子や藤の絵付けから)「京焼」の部類という人もおられるようですが、まぁ「楽焼鉢」でよいと思います、。
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<訂正>
この鉢の上部から垂れ下がって描かれているのは「桜」だそうです、。
また、ヘリの上部に描かれているのは「桐」だそうです、。

「桜花」と「桐の花」と「御所車」と「火炎太鼓」と「陣幕」とが描かれているようです、。
古典紋様の決まりごとに拘らずに描かれているところから判断すると、この鉢は「東京楽」かな?
by evian_th | 2013-06-01 00:05 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢



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