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京楽焼蘭鉢「佐々木松楽窯」              No.509
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◆2014年4月、。   
by evian_th | 2014-03-31 12:23 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
京楽焼「佐々木松楽鉢」                No.508
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◆2014年4月1日、。   京楽焼鉢、佐々木松楽窯「松鶴・松原図蘭鉢」


京楽焼鉢、佐々木松楽窯「松鶴・松原図蘭鉢」、。
明治時代の京都の楽焼鉢5窯の内で「佐々木松楽窯」は最も見分けが付き易い窯元だと感じています、。
台の鉢は「短冊家」を手本としたので他の4窯全部は「短冊家」に似ますが、詳しく見ると夫々独自の個性があり見分けが付くものです、。土目、製法、ヘリの造り、見込みへの釉薬掛け、足の造り、絵付けの個性、専属絵師の違い、絵付けのテーマ、全体の雰囲気などそれぞれに個性的です、。

画像の鉢は「佐々木松楽製」、この窯元はかなり高級な作り方をします、。鉢の焼き加減、または土のこねる時間の関係で、硬度は「短冊家」製品よりも柔らかい作りです、。鉢の硬度の高さでは「短冊家」と「福富京楽堂」が最も硬い鉢を作ります、。

「佐々木松楽窯」の専属絵師(または契約絵師)は個性強く、他の鉢に似せようとしない独自の世界を展開します、。絵心があるらしく、伝統紋様を自己流にアレンジしたり風景画や人物画も多く描きます、。(注:絵師というのは職人なので普通一般には絵心を必要とはしません、。絵師と画家とは全く別です)、。この絵師は半分くらい画家の気があります、。
鉢ヘリと足とに加茂黒釉薬を掛けて胴体部分は塗り残し、イッチンで鳥肌風なイボイボを密に描き、その上に白色釉薬を掛けてから上絵付けを施した鉢が多いように思います、。(以前ご紹介の舞妓模様蘭鉢も同じです)、。

絵柄は「吉祥紋尽くし」というか、「松の老木」を正面にして「鶴亀」「熊手」「帆掛け船」(幸せを運ぶとされた)、「白浜に真砂」など思いつく限りを描いています、。鉢縁直下には雲取り、足周囲には霞取りを施して夫々金泥で埋めて豪華さを演出しています、。
足の絵付けは「唐草に菊花紋」、佐々木松楽窯の定番模様です、。
ありゃ?、もしかして、この絵の主題は謡曲「高砂」かな?、手前の浜は高砂で金色の山は淡路島かな、。


この絵師の名前は4月(今月)に判明するかも知れません、。京狩野の流れを汲んだ絵師だと思われ、。
明治中~後期の作、。          w13センチ×h16センチ、。       (立岩信彦氏所蔵)

エビアン自身は今、何度目かの(多分3~4度目)壁に突き当たっています、。「短冊家」が見えなくなってます、。先月も、ですから「90%短冊家」という風な書き方をせざるを得ない状況です、。
「楽焼鉢は短冊家に始まり短冊家に終わる、」とでもいうような”見えざる大きな壁”です、。スランプというのでもないのでしょうけど、「短冊家を見切れない状態」の真っただ中、。今のエビアンが「これは間違いなく短冊家だ、」と言えば、それは間違いなく「短冊家」です、。でも、ほとんど「短冊家」に出会わない日々が続いてます、。良い悪いは別にして、少ないんですねぇ「本物の短冊家」はね、。
by evian_th | 2014-03-31 12:20 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
2014年春蘭花物展案内                No.507
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◆2014年3月、。   春蘭展示会情報



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展示会はかならずしも日付の早い順に並んでませんので、ご注意ください、。



全国日本春蘭連合会 第42回春蘭展示大会
時:2014年3月15日・16日、。
所:芝 弥生会館(東京都港区海岸1丁目)
「全春連」は今年2月「東京ドーム世界蘭展」にもディスプレー展示参加します、。

 



大阪東洋蘭会2014年春季展示会
時:2014年3月9日(1日限り)
所:兵庫県宝塚市山本 山本園芸流通センター(広い駐車場の中に展示会場あり)
午前10時~午後2時展示、午後2時~午後4時交換会




全日本東洋蘭 春季美術品評大会(全東連)
時:2014年3月18日・19日
所:東京蒲田 プラザアペア




蘭遊楽座 花物展
時:2014年3月2日
所:東京 大森 「大林寺」




中国奥地蘭展示会
時:2014年3月1日・2日
所:埼玉県  熊谷市緑化センター
主催:北関東中国奥地蘭同好会




中部蘭趣会 春蘭展示会
時:2014年2月28日・3月1日・2日
所:名古屋市 庄内緑地グリーンプラザ




愛知県春蘭合同展示会
時:2014年3月14日・15日・16日
所:名古屋市 庄内緑地グリーンプラザ





紀州蘭友の会 春蘭展示会

時:2014年3月8日・9日
所:オークワ パームシティー和歌山店3階(和歌山市中野31-1)




芳華会 中国蘭展示会
時:2014年2月18日~23日
所:神代植物公園




中国蘭 奥地の蘭 展示会
時:2014年3月4日~9日
所:日中友好会館美術館




三香園 春蘭展
時:2014年3月21日・22日・23日
所:三香園




兵庫春蘭友の会 春蘭遅花展示会
時:2014年3月29日~4月2日
所:相生園芸センター




花ごよみ 春の蘭展
時:2014年3月21日・22日・23日・24日
所:花ごよみ(広島市佐伯区薬師が丘)


by evian_th | 2014-03-01 00:18 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
楽焼鉢「霞取りに唐草文様蘭鉢」           No.506
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◆2014年3月、。   京楽焼「霞取りに唐草文様」


先月の「短冊家七々子蘭鉢」は掲載して良かったと思っています、。一般愛好家が「短冊家」にどういう風な印象を持って見て居られるかが理解できましたから、。

3月の「京楽焼霞取りに白唐草文様蘭鉢」が「短冊家製」だと言えば皆さん素直に納得なさるでしょう、。まぁ、90%「短冊家」で間違いはないと思います、。残りの10%は手に持って2か所ほど見てみないと判断できないので90%短冊家、。

「縄縁(または縁縄)」の鉢が何時頃から出て来たのかは判然としませんが、幕末の頃にはあったようです、。「縄縁だから古い」とは言えず、今も作られていますから時代特定の判断材料にはなりません、。
「白(黒も)唐草文様」も広く窯元で製作されているので時代や窯元特定の判断材料にはなりません、。
加茂黒が漆黒ではなく少し白っぽいのは気になります、。

この鉢に関しては明治初期・中期の製作で良いと思います、。
「短冊家」と言うのは「窯元」なのです、。絵付けからは判断できません、。「短冊家」の素晴らしい所は、その「台の造りの重厚味です、。絵付けは余程高価な鉢を受注した時に外注した特別に良いものはありますが、現在出回っている短冊家鉢の大部分は昭和の初めの製作物です、。
明治時代には特注鉢を受注製作したようですが数量は限られており、特に「蘭鉢」は少ないようです、。昭和10年にカタログを発行して植木鉢製作にも力を入れたようですが、昭和16年世界大戦勃発の内に楽焼植木鉢の製作は中止に追い込まれたのでしょう、。「短冊家」の中でも蘭鉢には昭和10年前後の製作の鉢が多く残っています、。

画像の鉢は見事な出来栄え、。古典の香りを漂わせます、。w13.7,h17.3cm(飛田邦之氏蔵)
by evian_th | 2014-03-01 00:00 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢



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