TOP写真風来記余剰苗掲示版リンク
以前の記事
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
more...

フォロー中のブログ
東洋蘭風来記奥部屋
東洋蘭 花図鑑 東洋蘭 ...

検索

タグ


タグ:鉢・古鉢・植木鉢 ( 56 ) タグの人気記事
◆中国古渡「絵紫泥輪花鉢」,、。         No182
b0034163_0122445.jpg

2008年6月、。      中国古渡「絵紫泥輪花鉢」、。
「古渡物」です、。紫泥輪花鉢の上から白泥を薄く水で溶いてサーッサーッと筆や木型で描いてあります、。
約40年前に買ったエビアンの古鉢購入品第一号の鉢です、。サラリーマン時代の23~24歳頃に大阪の阪神百貨店園芸売り場で見つけた時には4万円の値札が付いており、欲しいなぁと思いながら2~3年経過、。ある時、「買おう、」と決心して阪神デパートへ行くと、まだ売れずに残っていて、足のホツレを理由に値切ったけど、ホツレも織り込み済みの値段だ、と言われて、相手の言い値で購入、。若くて気が弱かった頃の思い出に残る鉢です、。
by evian_th | 2008-06-01 00:14 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
◆手島と勘之助                   No.178
b0034163_2081698.jpg

2008年5月、。
「手島揫二」と「杉浦勘之助」との関係については、愛楽園・杉浦重平氏が勘之助氏のことを”兄弟子”と呼んでいたそうなので、勘之助氏も一時「錦園堂・手島揫二」方で修業したのかも知れません、。
◆大正7年、東京市本郷区に手島揫二が「京楽焼き東京元祖」を開いた後直ぐに、杉浦勘之助氏が愛知県碧海郡に「京楽焼き三河元祖」と名乗って窯を開きました、。
その二人が共同で、昭和10年出版の誠文堂「原色東洋蘭図譜」に広告を掲載しているのでご紹介、。
「外交主任」の神谷勘治なる人物が両方の営業を一手に引き受けていたように見えます、。どういうことかは不明、。
                          (資料提供:華幸園住田武夫氏)
◆エビアンの勝手な憶測では・・・営業主任が一人で両窯の注文を受けていたとすると、当時の両窯の鉢は相当似通った製品だったのではないか、と思われます、。この事が、現在、手島鉢は多く残っているのに、勘之助鉢が見当たりにくい理由ではないのか、両者が混同されているのではないか、・・・などと考えたりします、。
-----------------------------------------------
「東洋蘭風来記・奥部屋」
by evian_th | 2008-05-17 20:22 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
◆手島揫二の鉢(その4)仙人掌鉢        No.172
b0034163_20271882.jpg

◆2008年5月、。   手島揫二の仙人掌(サボテン)鉢
これが、手島のカタログにある「仙人掌用鉢」ではなかったか、と思われる鉢、。(資料提供:飛田氏)
足の作りや縁の作りに時代がうかがえます、。
----------------------------------------------------
◆<書き足し>
手島の陶土は愛知県から「白江戸」と呼ばれる土を取り寄せて使用していました、。
◆縁と足に使用したのは「加茂黒」(加茂川真黒石)です、。
-----------------------------------------------------
当時の手島家には住み込みの職人や修業の職人が居て鉢を作っていたのだそうですが、通いの絵師が絵付けしたようです、。
手島揫二自身が絵付けした鉢と通いの絵師が絵付けした鉢を、どこで見分けるかは微妙な問題です、。鉢の作りや絵付けの巧みさの差、で見分けるしか方法はなさそうです、。
通いの絵師が帰ったあとの夜には、住み込みの鉢作り職人達が絵付け途中の鉢を見て、絵付けの技術を盗み見したそうです、。
この人達が戦後になって手島揫二が窯を閉じた後も鉢を作った事は想像に難くありません、。
これら作品も手島鉢として現在流通しているようです、。
by evian_th | 2008-05-01 20:30 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
◆東洋蘭・手島鉢(その3)             No.171
b0034163_20194921.jpg

◆2008年5月、。   東京の京楽焼き「手島鉢」、。
「京楽焼」の万年青鉢が作られ始めたのは、京都を中心に「小万年青」が大流行した明治14年(1881年)頃からだと言われています、。現在の楽焼き東洋蘭鉢は、この万年青鉢のデザインを上下に引き伸ばしたものですから、蘭鉢の生産は万年青鉢よりも更に時代が下ります、。
-------------------------------
◆京都での楽焼き蘭鉢は別の機会に書くとして・・・
大正7年頃、東京市本郷区駒込に「手島揫二」が「京楽焼東京元祖」「錦園堂」を窯開きしました、。手島揫二の特徴は、「絵付けに波千鳥や唐草模様」が多いこと、。”イッチン絵付け”を多用したこと、。生地にイッチンで絵付けした後、縁と足に加茂黒を塗り、胴には「灰緑色の透明釉薬」をかけて焼いてあるものが多く見られます、。更に、「瑠璃釉薬」も得意とした事、などです、。
--------------------------------
◆手島揫二は絵師ではなく、本来は「鉢そのものを捻る」のが本業でしたから、絵付けはむしろ一見拙く見えますが、鉢はシッカリと作られています、。
手島鉢は、昭和20年の大空襲を境に生産を止め、以後、手島揫二自身が作ることはありませんでした、。約27~28年間だけの生産でした、。
--------------------------------
◆人の話では、昭和20年以降にも、手島で修業していた鉢職人が作り続けた痕跡が見られるようです、。また、当時の手島には絵師として「五柳」がやって来て絵付けをした、とも言われますが、「五柳さん」本来の優れた絵付けは見られないのと時間的なすり合わせが一致しないので、この話は腑に落ちないところです、。
「手島家」と「愛知県・愛楽園・杉浦家」とは血縁があったらしく、その伝手で「愛楽園・杉浦重平さん」が9年間ほど手島で修業していたようです、。
-----------------------------------------------------------
◆トップ画面には本来「東洋蘭鉢」を使用すべきでしたが、鉢の生地からの作りがシッカリしていて、非常に高級な瑠璃釉薬を分厚くしかも上手に使用し、自信を持って「手島揫二の鉢」だと思える、エビアンの友人から贈られた万年青鉢の方を使用しました、。ただ、鉢の地色の「暗い灰緑色」は写しきれませんでした、。実物は重厚味溢れる鉢です、。薄い縁もピシッと決まり、手島鉢の良さが味わえます、。
by evian_th | 2008-04-29 20:20 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
◆落款のある手島鉢(その2)、。                 No.170
b0034163_20162848.jpg

◆2008年5月、。   「手島鉢」の落款、。
現在よく見る「手島鉢」は無落款ですが、手島にも落款はありました、。肉厚がある程度ある鉢に入れたのかも知れません、。落款は「てしま」と”ひらかな”です、。
(資料提供:笠原信雄氏)
by evian_th | 2008-04-29 20:17 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
◆東洋蘭用楽鉢「手島揫二の価格カタログ」(その1)   No.169
b0034163_20132021.jpg

◆2008年5月、。  手島揫二の「錦園堂」価格表、。
画像は、大正14年4月発行の、東京市本郷区駒込林町に窯を開いた「錦園堂」手島揫二の価格表です、。(資料提供:梅里園・蛭田利春氏)
この価格表を見ると、手島揫二は「万年青鉢・蘭用高形・仙人掌用腰丸」を作っていた事が分かります、。
下は同じ東京本郷上駒込にあった「福留京楽堂」の明治33年(1900年)の価格表です、。
by evian_th | 2008-04-29 20:13 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
◆京楽焼き万年青鉢「五柳」            No.161
b0034163_11335933.jpg

◆2008年4月、。
「五柳」鉢の語源となった実在する万年青鉢、。七寸くらいの大きさ、。(使用許可はもらってますが、借り物写真なので、ド派手にロゴをいれさせてもらいました、。見難くて済みません、)、。
「五柳鉢」や「手島鉢」など楽鉢記事には・・・
千葉県笠原信雄さん・布施覚さん、茨城県梅里園・蛭田さん、愛知県愛楽園杉浦重平さんの奥様、新企画大塚さん、などの皆さんのご協力を頂いています、。御礼!!,、。
---------------------------------------------------+
東洋蘭風来記・奥部屋
by evian_th | 2008-04-09 11:46 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
◆中国古鉢・瑠璃釉広東鉢、。            No.158
b0034163_092575.jpg

◆2008年4月1日、。
中国蘭用古鉢、。「瑠璃釉薬広東鉢」、。瑠璃広東とも飴広東とも判断のつきかねる鉢です、。
落款は「枢府用器」、。「内府用器」とともに「宮内庁御用達」程度の意、。
盆栽界に於いては、とかく広東鉢は”下手物”と呼ばれ、格下扱いの鉢ですが、一部にはこのように高級感溢れる名器も作られていたのでしょうね、。
瑠璃色釉薬を鉢全体に掛けて一度焼き、胴の浮き彫り部分には更に緑釉を掛けて焼いてあり、緑釉は窯の中で下地の瑠璃釉薬の上を滑って垂れ、独特の味わいを醸し出しています、。
胴部分の浮絵模様はテッキリ「雷文」だと思っていたのですが、今回よく観察すると”口を開けたアヒルか鴨”のマンガのような顔模様の連続だと知って、思わずズッコケました、。
こういう「広東鉢」は土が柔らかいので、底穴を鉄鎚などで広げた物が多く、無傷で残っていたのは幸いです、。何時の頃に誰から幾らで入手したのか、全く記憶の外、。


------------------------------------------------------
◆少しですが、中国へ日本人商人の手で「九花」は出て行ってますし、直接中国人商人も来日して「一花・九花」を買い入れる動きも出てきました、。ただ、中国で需要が出たというよりも、日本の相場があまりに安いので買いに来た、程度のようですが、。
日本人商人の投げ売りも今春いっぱいでしょう、。蘭界はこれを吸収したと思います、。中国春蘭や九花は関東、特に東京へ登ったのが大きいですね、。だから投げ売りが出ても潰れなかったのだと思います、。「九花縞」は東京へ登る前に投げられたので、堪え切れなくて価格を崩しましたが、今回の「中国春蘭・九花・奥地蘭」は同じ轍を踏みませんでした、。愛好家のお陰です、。誇れる事だと感じています、。
by evian_th | 2008-04-01 00:37 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
◆春蘭・東洋蘭用・京楽焼き錦鉢「波に兎」      No.149
b0034163_1914303.jpg

◆2008年3月、。
毎年感じることですが、2月は短く時間の経過が早いものです、。展示会用に春蘭を加温し、咲いた咲かないと一喜一憂し、画像撮影に気を取られて、アッと言う間に過ぎ去るのです、。もう3月、日本各地で春蘭の展示会が沢山開催されます、。
---------------------------------------------------------
◆先日来、「京都・短冊屋鉢」と「東京・手島鉢」とを調べているのを聞きつけてかどうか、商人がトップページの鉢を「手島鉢である、」と持ち込んできた、。
(本当は今月に「手島鉢」をアップする予定だったのですが、まだまだ分からない事の方が多く、展示会準備で忙しいこともあり、期日未定延期することにしました、。)、。
◆画像の春蘭鉢は4.8寸くらいの大きさ、鉢の作りの丁寧さと絵付けの巧みさ、全体としての完成度の高さ、などから「手島鉢」ではないと判断します、。
絵は「波に兎」というかわった模様です、。おそらく「因幡の白ウサギ」の物語に題材をとったものなのでしょう、。「イッチン」で波模様を描き、波の合わさり目に丁寧に”ぽっち”を付け、ポッチの一個一個の周辺に”金”が残っています、新品の頃はポッチ全体を金で覆ったものでしょう、。
兎の顔の表情は「鳥獣戯画」を参考にしたと思われる描き方をされています、。
鉢縁の下方、波模様との間と、足部分から下は、緑釉薬と金とで形式模様が描かれています、。
◆決定的な事は言えませんが、「手島鉢」はここまで緻密な完成度の高さを持っていないと思われるのと、「手島」独特の釉薬やデザインが使われていないと感じるのです、。(手島揫二は気に入りの鉢に必ず使った釉薬があるとエビアンは思っています、)、。
じゃ、どこの「京楽焼き」か、と問われても、京都なのか、東京楽なのか、愛知県なのかも判然とはしません、。
-------------------------------------------------------------
今春の展示会案内は「スレッド142」にあります、。
by evian_th | 2008-02-29 19:44 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
◆中国古鉢「飴広東八角鉢」             No.138
b0034163_2584035.jpg

◆2008年2月、。
「広東鉢」と呼ばれているのは、広東へ集荷された一群の”比較的柔らかな陶器に分厚い釉薬掛けした鉢”の総称で、「広東」が生産地な訳のものではないようです、。生産地は河南省や安徽省などの一地域らしいのですが、詳しくは知りません、。
「瑠璃広東」「飴広東」などと呼ばれるものがあり、特に「瑠璃広東」の中には、素晴らしい鉢も多く、手作り民芸調のたどたどしさが昔から愛好家に好まれます、。官窯物にもなるほど観賞価値の高いものもあります、。
トップ画面の「飴広東鉢」は特別良いものではなく、並品です、。
by evian_th | 2008-01-31 02:58 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢



TOP写真風来記余剰苗掲示版リンク

Copyright(C) 2005 東洋蘭風来記 All rights reserved.