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京楽焼短冊家「五柳雲鶴図万年青鉢」        No.515
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京楽焼短冊家「五柳雲鶴図万年青鉢」        No.515_b0034163_10281296.jpg

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◆2014年7月、。   京楽焼短冊家「五柳雲鶴模様万年青鉢」

京楽焼植木鉢・短冊家製「五柳絵付け・雲鶴図万年青鉢」
この鉢は以前一度どこかで掲載してるのですが、商人さんの棚にある時点のスナップ写真だったので所有者さんに撮影してもらって再度掲載、。

「鶴の絵」はそれぞれの足の正面に、下を向いた鶴、横を向いた鶴、上を向いた鶴と描かれていて、本当は3枚目画像の「上を向いた鶴」がこの鉢の正面でしょうが、背後の左右の足のバランスが下向き画像のみキッチリと撮影されているのでこれを使用、。

五柳には珍しく「瑞雲」を用いての「鶴図」で4寸万年青鉢にビッシリと描き込んでいます、。足の間(この部分の呼び名については近々奥部屋でご提案、)には五柳独特の青海波紋様を描き、段替わりの間には雲形と五柳得意紋様山盛りの一品です、。
実はこの鉢には義兄弟(ん?)が居て、同じく五柳鉢ですが他方は「同一紋様の蘭鉢」です、。普通一般的には「植木鉢」の一対というのは無地物では同一品が2つとか、絵付けものでは相互いに見合うように左右逆向きの絵付け鉢2個をもって「一対」とするのですが、「楽焼鉢」に限っては(今現在見た範囲でのことですが)「同一紋様」の「万年青鉢」と「蘭鉢」を描くようで、この組み合わせで「一対」なのではないかと考えている所です、。(この件、来年(鬼が笑うか)正月にもご紹介)

「足」も何かしらいつもと違うなと感じて観察すると、無地の黒地に雲形を描き、(ふつうなら五柳は3本の金線を流すのですが)残りの余白(余黒か)に後塗で金泥を塗っているのです、。まぁ手の込んだことでご苦労様、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。
上3枚画像は修正すると緑っぽくなりました、。5枚目の鉢が横向きの画像が実物の色に近い色です、。上3枚は鉢の「金色の点々」がやけに目障りですが、これはエビアンの責任です、。シャープを掛けると金の点々が飛び出てしまうのです、。これも5枚目が正しい色です、。
                            12.3×h11.8センチ (飛田邦之氏蔵)

(上3枚画像が緑色っぽかったのを多少修正しました)
by evian_th | 2014-07-10 02:13 | 東洋蘭鉢・ラン鉢
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