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京楽焼武者絵万年青鉢                    No.544
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◆2015年10月、。   京楽焼万年青大鉢



「京楽焼万年青大鉢」、。
10月のトップ画面はこの鉢で行こうと決めて10月フォルダーへ入れてました、。画像を作る段になっていざ画像を詳しく見ると、鉢底画像と上から画像がないのは分っていましたが、横から画像も「1の足画像」しか無いのでした、。3枚とも1の足画像です、。この鉢の裏側にはどんな絵付けが施してあるのかも分かりません、。
横から画像1枚だけから判断できる情報はあまり多くはありません、。


「口径24センチ・高さ25センチ」という8寸の大鉢、。「台の鉢」はこれだけの大鉢となると重さも相当なもので、乾燥した完成品でもかなり重いのに、製作途中の陶土が湿った状態の時はどれほど重かったことか想像を絶します、。それにも拘らず、鉢ヘリが垂れ下がらず、鍔の先端部分の切れ味は鋭く全体の作りもしっかりしています、。足はこれほどの大鉢だとこういう形にならざるを得ず、短冊家の大鉢もこの足型です、。したがって、足の形から窯元を判断することは不可能です、。

「絵付けは大和絵の武者絵」、絵師は相当な腕前の人です、。イッチンで線は引けますが、面を塗りつぶす時はどういう風にしたのかは知りません、。細かく振るった陶土と顔料とを混ぜイッチン袋に入れて描くのですから筆描きよりも随分難しかったことでしょう、。
「浮田楽徳」や「五柳寿運」は狩野派大和絵師ですが、ほかにも浮世絵師・錦絵師など狩野派以外の絵師も多く、この鉢の絵師を特定することはできません、。

顔料の種類の多さなどから、鉢の製昨年は明治中後期の作と見られ、注文絵付けだったと思われます、。それらを総合して考えると、この鉢は「短冊家製の万年青鉢」だろうと思われます、。鉢の作りの上手さから他の窯元はチョッと考えられないのです、。短冊家ならこれくらいの絵付けもできたかも知れないと思います、。絵付けだけなら浮田楽徳も描けたでしょうけど鉢が楽徳鉢ではないし、五柳ならいくら何でも例の五柳マークを撮影したでしょうからね、。
「楽忠鉢」や「楽雅亭鉢」にならありますが、古京楽鉢で8寸の大鉢というのは見たことがありません、。絵付けも上手く、見応えのある鉢だと思います、。実物を見てみたいものです、。野田谷君存命時の上野グリーンクラブ展示品です、。(当時:栗塚光夫氏蔵)

まぁ、この横から画像1枚から分かることはその程度です、。





by evian_th | 2015-10-01 00:03 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
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