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慶賀「令和元年」                      No.619
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◆2019年5月1日(令和元年)、。   瑠璃雲龍図万年青鉢、。


慶賀「令和元年」、。
昭和64年1月7日で「昭和」が突然に終わり、翌1月8日から始まった平成時代31年間は昨日をもって終了しました、。歴史の分かれ目のスレッドです、。

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白唐草瑠璃雲龍図万年青鉢、
「龍」は古代中国で成立した想像上の動物であり、中国では皇帝を象徴する紋様であったために多くは描かれませんでした、。日本では「龍・鳳凰・麒麟・玄武(亀と蛇とが合わさったような想像上の生き物)」を「四瑞 」と呼び、目出度い時に天の使いとして現れるとされて来ました、。
「龍」はまた「青龍・朱雀・白虎・玄武」の「四神」の一つでもあります、。
今回の画像のテーマに最も相応しい絵柄の鉢として「龍図」を選びました、。


一般的には「龍」は「天に昇り雨を降らす」とされたので、「龍」を描く時には「水」の象徴として、下方に「青海波紋」や「大浪紋」を描くのが古典の法則に沿った描き方です、。「京楽」ではほぼこの決まりを守るので、京都・三河・江戸の見分けの一つの参考にはなります、。

画像の鉢は、見た目の完成度の高さや絵付けの巧みさ、瑠璃釉薬の垢抜けた上品さなどから「明治時代の短冊家製に違いない、」と思ったのですが、鉢底に見える陶土が砂混じりの暗い色である事や、なんといっても足の作りが短冊家製品ではないところから、京楽か三河楽かの判断さえ付かない状態です、。

京楽6窯も、大部分は特定出来ているのですが、京楽鉢に間違いは無いのに窯元判断が付かない鉢形が2~3種類あります、。「大虎窯」は、京都三条から清水寺へ上っていく坂道の土産物屋の南側裏にある平安京以来の葬送の地「鳥辺山」周辺・祇園馬町に京楽の窯が数軒集まっていたらしく、この窯元群の個々の名前は判明していません、。風来記では、これらを大まとめにして「大虎窯」としています、。しかし画像の鉢の足の形はそれらにも該当しないのです、。初めて見る形です、。

明治の三河楽の愛好家「桃源社」のメンバーであった「初代・中里家」その他の人のその後は郷土史資料にも出てきませんので判然としないのですが、陶土が「西端陶土」に似ているとはいっても、これほど完成度の高い鉢を明治の三河で作れたとは思えないのです、。

絵付けは窓(この形の窓の呼び名が分からない)の中を一旦磁器質の釉薬を掛けて焼き、その上から瑠璃釉と金泥とで雲龍図を描いています、。その龍図の巧みさには目を奪われます、。
窯元不明ながら素晴らしい万年青鉢です、。11.4センチの胴返し、。(西口郁夫氏蔵)

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窯元判断が付かない京楽の鉢の一つが今春の全春連展示会で最高賞に入った「望月」が植えられていた足のゴツイ京楽鉢です、。よく出来ていて短冊家に似るのですが、足がゴツイ、特に横から見た時の足がゴツイのです、。これらを風来記では「大虎窯」に分類しています、。
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時:2019年6月2日
所:海南市民会館










by evian_th | 2019-05-01 00:17 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
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