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楽徳窯「雲龍富士山図」万年青鉢                No.627
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◆2019年11月1日,。   浮田楽徳窯「雲龍富士山図6寸万年青鉢」、


令和元年記念。「雲龍富士山図」万年青鉢、。
浮田楽徳窯、。口径18センチ高さ18.6センチの6号鉢、。「龍」と「富士山」なら、格から言って「富士龍図」と呼ぶべきなのだけど、この鉢は1の足の正面には「龍」が描かれている、。「富士山」は2の足でも3の足でも無く、足と足の間に描かれていて、その事に何かの楽徳の意思を感じたから「龍に富士山図」としました、。

「龍」は中国で作られた架空の生物で、「鳳凰」「麒麟」「亀(玄武だと思う)」と共に「四瑞 」(しずい)とされ、お目出度い時に現れるとされています、。「令和の新時代を祝う」ように今年、風来記にいくつかの「龍図」鉢が現れたので,今月と来月にご紹介します、。

台の鉢は浮田楽徳の腕前に脂がのった最盛期の初期の作,。足に「白い花弁の菊図」を描くようになる前の作品ですね、。白胴によく描き込んで居ます、。青海波も上出来、。

「龍」と「富士山」とを組み合わせて同一画面に初めて描いたのが誰かは知らないけど、中国でデザイン化された「龍」を日本へ持ち込んで多く描いたのは「狩野探幽」だろうか、。京都の寺院の天井画に多くの「龍」を描いている,。しかし、「富士山」と組み合わせた事で有名なのは、「富士越しの龍図」(富士越龍図)を描いた浮世絵師「葛飾北斎」では無いでしょうか、。「世界の過去1000年間で最も影響力のあった100人」に日本人で唯一選ばれた「葛飾北斎」です、。この件は来月に書きます、。

この画像を見て不思議に思うのは、「浮田楽徳は実際の富士山を見たことがあるのではないか」と言うことです、。テレビドラマ「あさが来た」では、明治20年に「東京→大阪間」は蒸気船と蒸気機関車とを使って4日かかったのが、明治22年頃に「東京神戸間」に機関車が開通してから後は、明治30年頃には1日で東京まで行けるようになっていたはずです、。この鉢の富士山の絵は妙に写実的である、。江戸時代の浮世絵ではあれほどデフォルメされていた富士山が実に写実的に描かれている点に、「楽徳は富士山を自分の目で見たのではないかなぁ」とエビアンは100数十年前の浮田楽徳に思いを馳せるのです、。だから、先月に書いたとうり、この鉢の制作年は明治30年頃では無いかと思うわけです、。

まぁ何とも羨ましいほどの良い鉢、。それも6寸の大鉢、。(飛田邦之氏所蔵・撮影も)

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by evian_th | 2019-11-01 00:16 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
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