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浮田楽徳万年青鉢五柳風            No.643
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◆2020年11月、。     初代浮田楽徳万年青鉢、


早いもので、もう11月、。コロナ・コロナと騒いでいる内に1年が過ぎようとしています、。
「コロナウイルス」に罹れば下手すりゃ1週間の命、という考えがエビアンを「今の内に楽鉢コレクションの箱書きを・・」という気持ちにさせました、。

画像の「チョッと見の五柳鉢」も「箱書き」を進める内に4~5年ぶりに手に取ったのです、。以前はこの鉢の事を「浮田楽徳窯の鉢に五柳寿運の絵付け、」だと思っていたものです、。時間は人間を育てますね、。今回これを見た瞬間に過去の考えは間違いだったことがすぐに判りました、。普通に「浮田楽徳の台に浮田楽徳自身の絵付け鉢」だと判断しました、。言ってみれば「単に浮田楽徳窯製の万年青鉢」に過ぎません、。

じゃぁ上掲5枚目や6枚目画像に見える「鉢内側の白丸とその両側の青色と赤色の点」は何者であるか?、五柳鉢じゃないのか?、と当然ながら疑問が湧いて来ます、。
初代浮田楽徳は江戸後期1830年の生まれ、1861年に31歳で窯を開き、幕末の数年間と明治時代45年間を造り続け、大正元年83歳で他界します、。
「五柳寿運」は短冊家の最隆盛期を強力に支えた外注絵師です、。エビアンは、この二人の関係は血の繋がった身内、叔父甥か従兄弟の関係、年齢差30歳かもう少し、だと考えています、。
短冊家の隆盛期は明治25年に「短冊家錦画鉢模様控」を作り、45年後の昭和10年に「短冊家価格表」を発行していますから、その頃まで、昭和15年くらいまで五柳寿運は生きたと思われます、。
そうだとすると、大正元年に83歳で他界した楽徳よりも30年後まで五柳の方が活躍した(生きた)わけで、年齢差も30年程度かもう少しかなぁと考える訳です、。

・・・であるとすれば、「楽徳が五柳鉢を真似るのは変だ!」と思ったのです、。五柳の狩野派絵師としての師匠格の楽徳が「五柳写しを造る筈がない、」のです、。
年齢差から考えても、「この、鉢内側に白い丸印を初めに描いたのは楽徳の方ではないか、」「五柳は師匠が時々白丸を描くのを見て、師匠了解の上で自分の作品にも丸印を入れるようになったのではないか、」、年齢差、時間差から推察すれば「楽徳が先だ」と思う方が自然の流れです、。
上掲の画像を見ながら、そう思った訳です、。

古典園芸界ではこの「五柳の白丸印」について諸説語られてきました、。今また新しい考えを付け加えたいと思います、。今後の検証の参考になれば光栄です、。
弟子が師匠の真似をするのは職人の一段階ですが、師匠が弟子の真似をした作品を作ることは有り得ません、。五柳は楽徳よりも30歳以上年下です、。この辺を考え合わせて頂きたいと思います、。



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「楽徳が白丸印し」を描いたのは何のためか?、は判断が付きません、。「五柳はサイン入りの鉢も五と柳の落款」も存在するけれど、全部の自分の絵付け鉢に「白丸」を描いたのも「一種のサイン」でしょう、。他の目的があったとは思えません、。
「楽徳はなぜ最初に鉢内側に白丸を描いたのか」は,今後の研究で答えが出るかも知れません、。
浮田楽徳万年青鉢五柳風            No.643_b0034163_17160210.jpg
エビアンは自分の所有する鉢以外の「○が2つ」や「○の両側に青色の点」などの鉢を見たことがありません、。それらが全部「浮田楽徳鉢」かどうかも写真さえ見てないので判断できません、。
「浮田楽徳の鉢」である場合は、それらは「五柳写し」ではありません、。「五柳よりも古い絵付け鉢」の可能性があるからです、。
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年末になって、とんでもない爆弾を落として申し訳ありません、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。だから「東洋蘭風来記」は面白いのだ!!,、。
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by evian_th | 2020-10-31 22:00 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
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