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龍虎図万年青鉢          No.686
龍虎図万年青鉢          No.686_b0034163_12163287.jpg
龍虎図万年青鉢          No.686_b0034163_12164308.jpg
龍虎図万年青鉢          No.686_b0034163_12165724.jpg
龍虎図万年青鉢          No.686_b0034163_12170589.jpg
龍虎図万年青鉢          No.686_b0034163_12171545.jpg
龍虎図万年青鉢          No.686_b0034163_12172308.jpg
龍虎図万年青鉢          No.686_b0034163_12173135.jpg
◆2023年10月、。     龍虎図万年青鉢、。

10月といえば秋色も相当濃くなっているものですが、今年は未だ「残暑」の真っ最中ですね、。

◆「龍虎図万年青鉢」、。
窯元特定は簡単だろうと思ったのでしたが、イザ決めて書こうとする段になって「佐々木松楽窯」か「浮田楽徳窯」かの判断が出来ません、。
「龍」は想像上の神獣で、基本形は中国から入って来た形を日本では狩野探幽が描いたのが基本になっています、。(布施覚さんは「日光東照宮」の龍からヒントを得て描いたそうです、。)、一方「虎」を日本人が見たのは相当遅いらしく、体はおおよその説明を受け、虎の顔は「猫」を見て少し猛々しく描いたそうで、昔の屏風絵や掛け軸の虎も実際の虎とはあまり似ていません、。誰が描いた作品もそうです、。だから、この鉢の龍虎図が上手いの下手だのは言えません、‥結構濃密なネットリと描き込まれた絵付けだと思います、。楽徳とも佐々木松楽とも決めかねます、。

足の「菊花唐草紋」も両方の窯とも同じような絵付けをすることがあります、。
最も大きな相違点は、「白胴に総絵付け」を施してある点で、佐々木窯には多く、浮田楽徳には非常に少ない絵付け様式です、。ココだけを見れば「佐々木窯」で決まりなのですが、佐々木窯特有のスッキリした所が感じられなくて迷う訳です、。
足の作りは佐々木窯に近いかな、とか迷いだしたらますます決められなくなり、10月1日を迎えてしまいました、。正直に言うとそういう事です、。

鉢の大きさは、口径・高さ共に108㎜の胴返し、。シッカリと作られ濃密に絵付けされた良い鉢だと思います、。(東京・大鐘久生氏蔵、)

龍虎図万年青鉢          No.686_b0034163_12184696.jpg









by evian_th | 2023-09-30 23:00 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
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