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◆「手島揫二」か「杉浦勘之助」の鉢、。      No.189
◆「手島揫二」か「杉浦勘之助」の鉢、。      No.189_b0034163_0132387.jpg

◆2008年7月、。 「手島揫二」か「杉浦勘之助」の「唐草文様楽焼き鉢」
現在の東洋蘭界で「手島鉢」と言えば「波千鳥」ばかりが有名でよく流通していて、「手島揫二は波千鳥文様の鉢しか作らなかったのか?、」て不思議に思っていました、。下スレ「番外」に掲載しましたが、万年青界では画像の花唐草文様も「手島鉢」だと認めています、。
江戸末期から明治・大正・昭和と引き継がれ語り伝えられる分野は古典園芸界では万年青界しかなく、その万年青界で手島鉢として伝わって来たのですから、確かなのでしょう、。
◆しばらく以前から、画像の鉢があり、持ち込んだ商人もどこの窯か分からずに置いていたのですが(エビアン自身はこれこそ杉浦勘之助鉢に違いないと密かに思っていたのですが)、下スレモノクロ画像を見て「これも手島鉢」と納得したのです、。
◆ところが・・・下スレ、カラー画像にあるように、この唐草文様には風蘭鉢も存在するのです、。資料からは、手島揫二は風蘭鉢を売ってなかったので、同じデザイン鉢を興楽園杉浦勘之助も作っていた、か、または、手島揫二も風蘭鉢を注文があれば作っていた事になります、。下スレの風蘭鉢は手は同じように見えますが、時代乗りが不足するようにも思えます、。大正末期から昭和10年代までには見えないのです、。
このデザインも手島揫二と杉浦勘之助は共有していたものと思われます、。
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◆いろいろな資料を見て思うのですが、「手島揫二」自身製作の鉢の印象は、派手さや遊びは無くて、むしろ”渋くて地味な”ものです、。そう感じます、。
by evian_th | 2008-07-01 00:15 | 東洋蘭鉢・ラン鉢
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