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◆東洋蘭・日本春蘭「青旗」              No.202
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◆2008年7月、。    日本春蘭多舌緑舌奇花素心「青旗」
「自然と野生ラン」転載「東洋蘭風来記」はスレッドNo.201をもって終了しました、。



大阪東洋蘭会秋季展示会

時:2008年9月28日(日)・・・9月です、ご注意下さい。
所:兵庫県宝塚市山本、山本園芸流通センター(クリックで地図表示)
東洋蘭の展示会と、交換会、。
午前9時から設営、一般展示は午前10時~午後2時まで、。午後2時頃から午後4時まで交換会、。午後5時搬出、。<ご注意>午後2時以降は展示場を御覧頂けません、。

どうしても、10月で会場が確保できず、仕方なく、9月、。
9月の月例交換会は展示会に合流、。10月は第4日曜日に月例会場で交換会開催予定、。
by evian_th | 2008-07-26 02:05 | 日本春蘭(春蘭)
◆「東洋蘭風来記・11」               No.200
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これは、「自然と野生ラン」誌に2003年11月号から2004年10月号まで連載した「東洋蘭風来記」です、。連続12回掲載します、。挿入画像もなるべく同じ品種のものを使用します、。
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東洋蘭風来記 11
縞物用語の基本的な用い方


 過去10回にわたり花物について述べましたので、昭和60年(1985年)の第一次縞物ブーム以後に蘭界へ入られた方々のために、縞物用語の基本を述べます。

「中」(なか)の意味 
縞物用語には中透け、中透け縞、中押し縞、中斑などなど「中」という言葉が度々出てきます。この「中」というのはどのような場所、状態を指すのかといいますと、「葉の周辺の覆輪部分を除いた内側全体」を「中」と呼びます。葉元、葉先に対する真ん中の辺り(中央部分)という意味ではありません。

■[中透け](なかすけ)
 従いまして、中透けは葉の周辺に緑色の覆輪をかけ、その内側全体が白や黄色に透けている状態を言います。このとき、葉の中央部のトイの底にある1本の硬い葉芯(背骨状の葉脈、「背骨」)が、必ず白または黄色の斑になっていなければなりません。大切な約束事は葉先に緑地を残すことと、背骨が透けることの2点です。蕙蘭界や寒蘭界では、中透けは斑の状態を示す言葉であって、必ずしも縞物用語ではないのですが、春蘭は葉幅が狭いこともあり、中央の黄色い部分を1本の縞ととらえ、縞物用語として使われています。『金閣宝』や『金玉殿』がこれにあたります。

■[中押し縞](なかおしじま)
 中透けの斑の中へ葉元から緑色の縞を押し上げ、葉先からの刷け込みの緑縞とがぶつかり、行き違ったりして、絶妙の縞模様を表現している芸のことを指します。葉先には緑色の帽子を深々とかけているのも好条件のひとつで、春蘭高級品の最高芸とされています。『四天王』などは、この芸の最高品です。蕙蘭界では「押す」という言葉は「暗む」という意味で用いられ、蕙蘭界での中押し芸は中央の硬い葉芯が緑色の筋になったものを指しますので、春蘭界での用いられ方とは異なります。

■[縞](しま)
 葉の中央部の硬い葉芯は緑のままで、その両側あるいは片側に白や黄色の縞を通すものをこう呼びます。縞が葉先へ突き抜けるものを「ぬけ縞」と呼ぶこともあります。『熊野の晃』が縞ですし、『末広』がぬけ縞です。

■[散り斑](ちりふ)
 ●蘭界では「斑縞」(ふじま)、万年青界では「松」と呼ぶ芸がほぼ同じ意味です。ハケで描いたような細くて短い縞の集まりです。1本1本の縞は葉先へ抜けず、葉元へも通らずに葉面全体に散らばります。『華厳』『桃山錦』『花がたみ』などです。
■[峰・先き斑](みね・さきふ)
 散り斑が葉先部に濃密に集まり、その中へ緑色の散り斑を混じえるものをこう呼びます。

■[帽子](ぼうし)
 葉先の緑爪や覆輪が深々とかぶった状態を指す言葉です。
■[紺・緑](こん・みどり)
 葉の地色を示す言葉で、古典園芸界独特の用いられ方をする言葉です。青味を感じるほどの深々とした緑色のことを紺、紺地などと表現します。(2004年9月号)
by evian_th | 2008-07-26 01:37 | 東洋蘭(春蘭)
◆「東洋蘭風来記・12」                 No.201
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これは、「自然と野生ラン」誌に2003年11月号から2004年10月号まで連載した「東洋蘭風来記」です、。連続12回掲載します、。挿入画像もなるべく同じ品種のものを使用します、。
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東洋蘭風来記 12      最終回
実生・ネットオークション
 

最後になってしまいましたが「東洋蘭界の将来を左右するふたつの問題」を書いておかねばなりません。

実生苗
 東洋蘭界にもいつかは実生問題の波が押し寄せる事は、ずいぶん昔から誰もが分かっていました。その事を、どう受け止めて、どのように対処し処理するのかを議論せず、また対処法が見出せないまま、数年前から突如として「実生苗が出回る時代」に突入しています。今では、各地で開かれる国際蘭展や交換会、また直接業者の棚で入手できてしまいます。全国には、栃木・群馬の辺り、千葉、京都、四国、北九州などに実生苗作出者がおり、すでに交配第二世代(F2)に入っていると言われています。
◆現在までの所、私が見た範囲で言える特徴は
①当然の事ながら、親よりも完成度が高い(山出しでは考えられないほどに)
②よくよく観察すると、どことなく有名銘品の面影を留めている
③性質は極端に丈夫か、極端に弱いかのどちらかである
④ミズゴケから出したばかりの根は、根先へ向かって徐々に細くなる形状である
・・・・・・等々ですが、これも作に入ってしまえば見分けは困難でしょう。現在の所、価格は1本1万円ほどですが、作出者にとっては十分に採算のとれる値段なので、今後も出回り続けるでしょう。

「東洋蘭」の定義は「温帯産シンビジュームの原種の株分け品」である事からすれば、実生苗は外れるのですが、愛好者や業者が受け入れてしまえば、それなりに東洋蘭でもある訳です。事実、『富貴の光』は誰もが東洋蘭として容認しています。
 東洋蘭界として、実生苗の出現によって何が問題かと言えば「山出し品での高価格な相場が作り難くなる」という1点に限られるのですから、知恵を出し合えば解決策が見出せるかもしれません。現在、私の知る範囲では、赤花、黄花紅舌、紫花、中国蘭との交配の素心、柄物では覆輪、中透けの実生苗が、すでに売られています。

ネットオークション 
パソコンでインターネット上に出品された蘭に対して、写真と説明文を見ながら入・落札する分野をネットオークションと言います。常時250~400点の春蘭を中心とした東洋蘭が出品されています。少額の手数料を支払えば誰もが出品、落札できます。ここにひとつ目の欠陥があり、つまり出品される蘭は、病気の有無、品種の真偽を問われる事はありません。中国春蘭などは半数近くがウイルス株であるようです。また、取引終了後には出品者、落札者がお互いに相手を評価し、パソコン上に取消す事ができない履歴として残ります。ここにふたつ目の欠陥があります。ニセ物、ウイルス病株を買わされても、相手を悪く書くと、こちらへも悪い評価を入れられるのでクレームをつけ難いのです。
◆しかし、そのような制度上の欠点を考えてもなお、この分野は今後数年以内には爆発的に伸びるでしょう。パソコン世代が蘭を買う資金を数年以内には持つと思われるからです。ネットオークションは、ひょっとすると全国の小規模の交換会を全部つぶしてしまう可能性を秘めています。蘭界は方策を練るべきです。

―― 「風来記」を終えるにあたって ――
 1年間にわたって書かせていただいた風来記も今回で終わりです。私に対して何の注文もなしに書きたい事を書かせていただいた日本伝統園芸協会の大山理事長、有野孝佐氏、野田谷治男氏には心からの御礼を申し上げます。新企画の中山出版局長、大塚氏にも御苦労をおかけしました。本文を書くにあたっては、我が蘭友の本井凡夫氏、立岩信彦氏の御協力がなければ続け得ませんでした。とくに本井氏には心から御礼申し上げます。

 そして何より、拙文を根気よくお読みいただいた全国の愛好家の皆様に深く感謝いたします。
 さて、私は東洋蘭界風来坊旅行に出かける事にいたしましょう。(2004年10月号)

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今回をもって、「自然と野生ラン誌」掲載の「東洋蘭風来記」ネット転写版は終わりです、。
中国春蘭の事も奥地蘭のことも、執筆時点は現状の蘭界とは違ってますが、「平成中国蘭ブーム」のキッカケにはなった記事でした、。時間的なズレや、その後の蘭界事情を考え併せてのご質問がございましたら、「文字掲示板」にカキコして下さい、。できるだけ、お答えします、。

by evian_th | 2008-07-26 01:37 | 東洋蘭(春蘭)
◆「東洋蘭風来記・10」               No.199
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これは、「自然と野生ラン」誌に2003年11月号から2004年10月号まで連載した「東洋蘭風来記」です、。連続12回掲載します、。挿入画像もなるべく同じ品種のものを使用します、。
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東洋蘭風来記 10
図説「謎の中国春蘭」


◆7月号風来記で「謎の中国春蘭」と題して、韓国春蘭、日本春蘭に酷似した中国春蘭を取り上げましたが、活字だけでは理解しがたい面もあり、出版社の厚意で今号に中国の地図を挿入して頂いたので、それを見ながら7月号の補足説明をします。

◆図中灰色の5省は有香種が産する地域です。海に面した江蘇省、浙江省は『西神梅』や『宋梅』といった伝統的銘花の産地であり、現在もそれらに類似した新品種が採られ続けています。奥地の四川省、雲南省、貴州省は、朶々香、豆弁、蓮弁、春剣といった中国を代表する品種の産地です。これら各々については5月号、6月号をお読みください。
◆それ以外の産地で、中国蘭を産する省は図中太字で記しています。灰色の5省以外の産地の蘭は微香あるいは完全無香の蘭の産地です。中でも注目して頂きたいのが、湖北省中部以北で河南省南部と一部安徽省と陜西省にわたる図中点々で囲った楕円形の地域で、7月号に記した「謎の中国春蘭」が採取されると思われる所です。湖北省の省の字の辺に随州市があり、地場産業として中国蘭の採取、栽培、販売を計画的に進めているところで、この地には地元産ばかりでなく、他省産の蘭も集まってくるようです。日本の業者によりますと、一茎九花の縞もこの辺が産地です。
◆ただし、随州市の人民政府市長も言っているように、中国では近年、すさまじい経済発展、工業化に加えて中国蘭人気で、我々の想像以上に自生地の自然破壊が進行しており、また、この乱獲による自然破壊は全土の産地も同様であるらしく、四川省、雲南省など他省で発行される本にもそのことが必ず記されています。そこで湖北省などでは外国人で蘭を持っているのが見つかれば、直ちに蘭と持金全額を没収、極端な場合は多額の現金を所有していれば、蘭を買いに来たということで、持金を没収されるという程、中国蘭の国外への持ち出しを制限しているのが現状です。そうやすやすと大量に中国蘭を買えるということではないようですが、様々のルートで韓国、台湾、日本へ、これらの産地の中国蘭は入ってきています。ちなみに江蘇省7182万人、浙江省4456万人、河南省9315万人、湖北省5907万人、四川省8493万人……という人口分布を見て頂けると(わずか日本の九州ふたつ分程度に9315万人という河南省などがとくにそうですが)中国の山々に今も春蘭がたくさん存在し続けているとはとても考えられず、今後は山採り品ではなく、選別された品々が入ってくるという時代に入るのでしょう。
◆ある日本の蘭商は、どういう形になるかはともかく、10年後には日本中が中国蘭を作る時代になっているだろうと断言しています。(2004年8月号)
by evian_th | 2008-07-20 00:20 | 東洋蘭(春蘭)
◆「東洋蘭風来記・9」                 No.198
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これは、「自然と野生ラン」誌に2003年11月号から2004年10月号まで連載した「東洋蘭風来記」です、。連続12回掲載します、。挿入画像もなるべく同じ品種のものを使用します、。
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東洋蘭風来記 9
日本・韓国春蘭に酷似「謎の中国春蘭」


 過去4回にわたって中国春蘭を取り上げましたが、中国の蘭を書き終えるにあたって、どうしても記しておかねばならない「謎の分野の蘭」が存在しますので、その実体も判然とはしないのですが、わかる範囲で記します。

意外に広い中国蘭の産地
●「中国における春蘭の主産地は」
 浙江省杭州付近、銭塘江上流、江蘇省太湖付近、浙江省紹興地区・湖州地区・舟山群島地区です。浙江省は紹興の伝統品種の影響がもっとも広く、紹興市の市花は蘭花です。
●「浙江省・江蘇省以外の産地は」
 意外にも広くて福建省、江西省、安徽省、河南省南部、陜西省南部、甘粛省南部、湖北省、湖南省、広東、広西、貴州省、四川省、雲南省、海南、上海、重慶などにわたります。
 産地による性質 
 江蘇省、浙江省、雲南省、貴州省、四川省の5省に産するものが佳とされ、江蘇省、浙江省産は質感や弁形、香味にすぐれ、雲南省、四川省産は色彩、奇花、蝶花においてすぐれています。海南、広東産などは場合によっては香りが全くなく、その他の産地も香味は強くありません。中国以外の日本、韓国、およびインド北部産の春蘭は、大多数が有色無香です。

謎に包まれる未知の蘭
 ここで私が強く興味を引かれるのは江蘇、浙江、雲南、貴州、四川の各省以外の『香りが少ない、または無香』といわれる産地の春蘭です。
湖北省の中部あたりを境として、それより北は無香という説もあります。
 湖北省に随州市という所があり、市の人民政府市長は次のように述べています。「①随州は春蘭の産地でその資源が豊富である②採取、栽培、増殖、出荷の実績はすでに国内外の注目を集めている③農村経済発展の新たな増長点である④ただし、乱獲による自然破壊、培養技術が低い、市場動向の無知、名品の安売り、交易市場の組織が不完全などの問題を抱えている⑤随州市の蘭産業の規模は、常時3万人が蘭の採取、培養、経営活動に従事し、年の交易額は7~8億円に達する⑥随州市は内外の蘭業者から日本、韓国に次ぐ三大産地のひとつであるとの評価を得ている、etc・・・・・・」
 湖北省に限らず、シンビジューム・そのほかの蘭を地域経済の起爆剤にしようとする現象は、後進地域に多くみられます。
 この湖北省随州市に集まる蘭の中に、江蘇、浙江、雲南、貴州、四川産のオーソドックスな有香の中国春蘭以外に、日本、韓国産春蘭に酷似する葉姿花形をした無香の一茎一花があるようなのです。

●さらに拡がる中国春蘭の世界
 これらがすでに韓国春蘭として韓国、日本へ入っているという噂もありますし、今後、ますます入ってくる可能性が大なのです。日本や韓国の業者としては有香のいわゆる中国春蘭を高価に買い入れて売却するよりも、この日本・韓国春蘭酷似の春蘭を売るほうがなにかと商売しやすいので、必ず今後も入り続けるでしょう。
 この蘭とオーソドックスな有香の中国春蘭とのからみ合いで、「東洋蘭はあくまで原種にこだわる」という愛好家に受け入れられ、近い将来必ず中国春蘭の大ブームが到来すると私が考える根拠はここにあります。今後、湖北省随州市は「要マーク地点」でしょう。

―― そのほかの注目の蘭 ――
 これ以外の中国蘭の分野として、どうしても本文中に取り上げておかねばならないものに、「水晶蘭」と「一茎九花の縞」があります。
 一茎九花の縞は一部の業者によって、すでに日本へ移入されており、今後「蘭は柄物でないと」という愛好家にどこまで受け入れられるか注目しています。
 水晶蘭については本誌2月号「Pick up」に一品種が載っていますが、花や葉の一部組織がガラス化したような芸を持つ蘭のことです。私の所有する22冊の中国の本の9割に取り上げられており、中国ではたいへんな人気分野のようで、日本人に受け入れられるかは不明ですが、一応記しておきます。(2004年7月号) 
by evian_th | 2008-07-19 12:30 | 中国蘭(中国春蘭)
◆「東洋蘭風来記・8」               No.197
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これは、「自然と野生ラン」誌に2003年11月号から2004年10月号まで連載した「東洋蘭風来記」です、。連続12回掲載します、。挿入画像もなるべく同じ品種のものを使用します、。
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◆東洋蘭風来記 8
蓮弁蘭と春剣蘭

■『蓮弁蘭』(れんべんらん)
 学名をCym.lianpan(Cym.tortisepalum)といい、雲南の多彩な春咲きの蘭類の中でも、蓮弁蘭はとくに世人の注目を集めています。花弁に入る7~9本の平行脈が目に鮮やかで、各種の色素がその間に集中し、弁形が蓮の花に似ていることからこの名を得ています。
 原産地は地形が険しく山脈が縦横に走り、その間を3つの大河が貫流し、独特の地理的立体気候条件を構成していて、これが蓮弁蘭の特徴をもたらし、葉型、花色に変異を多くしています。葉幅は5ミリに及ばないものから1.8センチを越すものまであり、葉長は30~80センチで、立葉は抜き身の剣の如く、垂れ葉は鉢を抱くほどであると記述されています。ようするに一定しないということでしょう。川の沿岸、標高の低いところは広葉が多く、深谷、標高の高いところは細葉となり、細葉の花は澄んだ色で白花も多いようです。素心の発現率は広葉の連弁蘭と比較してかなり多めです(「雲南雪素」類似)。したがって雲南の西北部一帯では、蓮弁蘭のことを「小雪蘭」と呼ぶ習慣があります。
 蓮弁蘭は早春開花。通常、1茎に2~3輪、花茎は高く伸び、花は大輪で色彩鮮艶、姿態優美、香りは馥郁としています。これらはほぼ中国の本の直訳ですが、中国人特有のオーバーな表現かと思えば、案外そうでもなく、写真を見ると日本人の感性にもすこぶる合致する、じつに多様な色彩と魅力に富んでいます。近年、紅花、白花、黄花、緑花、複色花など、時代の要求に応え得る名品が絶えず選抜育成されて、愛蘭家の支持を得ていると記されているのも、本当のことだろうと納得させられます。
 花色が豊富である上に、性質強健、栽培は容易で自生地の気候の影響で耐寒性の大きいのが特長です。花弁に7~9条の線脈が入るのも特長で、日本の春蘭界では花弁の筋は嫌われるのが通常ですが、蓮弁蘭の花弁に入る筋はじつに魅力的で、我々がこの花を見る時に強く惹かれるほどに悩ましいものです。

■『春剣蘭』(しゅんけんらん)
 学名をCym.longibracteatum(Cym.tortisepalum var.longibracteatum)といい、雲南の大部分に広く分布し、海抜500~2000mの枯枝や落葉が厚く層をなす深山の谷あい(野箐 という)に自生します。葉繰り5~7枚、葉長50センチ~1m、葉幅1.2~2センチ、葉の縁はザラザラして細いギザを持ちます。中脈がはっきりとしていて、艶がありません。剛健直立、剣の如き葉姿から名付けられました(但し軟葉も存在する)。根は太く数多く、1茎に2~7輪を咲かせます。花軸は25~40センチで、花苞片(小苞衣)が長いことが学名の由来になっています。花の直径は5~6センチ。花香純正、花色は豊富で淡緑、白緑、黄緑、粉紅、褐緑などがあります。普通花は雑色脈紋と斑点があり、花期は1~3月、福建省にも春剣蘭の分布が発見されています。
 中国の本にある「春剣の碧葉は利剣に似て凛然として侵すべからず。切っ先あらわに天を直指し、堂々たる英雄の気概に満ち、利剣の林中に身を置く芳しい花の表情。自若、姿勢端正、清香は快く、雲南の蘭の中でも極めて高い鑑賞価値と発展の可能性を備える」という記述から、現地での入れ込みようをご想像ください。事実、今春中国を旅してきた商人によりますと、蓮弁蘭の相場も一段落し、現在は春剣蘭の相場が高くなっているそうです。
 我々、日本人の感性からいえば、蓮弁蘭のほうが親しみやすいのですが、日本でブームを呼ぶためにも、もっと多くの園芸種の移入が望まれるのです。中国は現在、オリンピックへ向けてのバブル期にあり、蓮弁蘭、春剣蘭の園芸的銘品は、1本100万円~500万円もするそうで、とても今の日本人に買える値段ではありません。そこで、道端で蘭を売る少数民族の売店の採取品や、何かのルートでヒョイと入手できた品物程度が日本の蘭界に存在している、というのが現状です。(2004年6月号)
by evian_th | 2008-07-16 00:28 | 東洋蘭(春蘭)
◆「東洋蘭風来記・7」                  No.196
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これは、「自然と野生ラン」誌に2003年11月号から2004年10月号まで連載した「東洋蘭風来記」です、。連続12回掲載します、。挿入画像もなるべく同じ品種のものを使用します、。
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◆東洋蘭風来記 7
新しい中国春蘭の仲間達

 旧来の中国春蘭一茎一花とともに、最近とくに人気を高めつつあるのが「朶朶香、豆弁蘭、蓮弁蘭、春剣蘭」と呼ばれる蘭達です。以前はそれらを「奥地のラン」と呼んでいましたが、現在では、上記各々の呼び名で呼ぶようになっています。
 元々は、衆議院議長でもあられた故・松村謙三さんが、日中国交回復前に中国政府の招きで訪中された折に、中国各地で買い求められた品々を友人達に分株されたりして、蘭界にその存在が知られるようになりました。後に私が拝見した品では「四川緑 」(しせんりょっき)、「峨眉素」(がびそ)、「銀稈素」、「大紅朱砂」など、春剣蘭や蓮弁蘭が多かったようです。
◆近年になり、園芸文化の交流が深まるにつれて、新しく中国からそれらの蘭が様々なルートで入ってくるようになり、園芸的に独立命名するほどの品はまだまだ少ないのですが、ちょっとした品であれば、在来品種や日本春蘭ばかり見てきた人の目には新鮮に見え、新しい分野として入手希望者も多く、マニアの間では静かなブームの様相です。
 一般的には、名前を聞いたことがある程度の人達も多いと思いますので、各々について中国で発行された本の内容を元にして、私見を交えながら述べてみます。

■『朶朶香』(だだこう)
 雲南省国蘭総会、雲南民族出版社刊の「雲南蘭花」によると、朶朶香は雲南の大部分に広く分布し、自生地は海抜500~2550mの林下、陰湿地に見られるようです。一茎一花でときに双頭花、多くは春に咲くので春蘭と言われ、香気が快いので雲南では朶朶香と呼び習わされています。中国蘭科植物中、分布がもっとも広く、栽培歴史のもっとも長い蘭のひとつのようです。根は肉質で白色、バルブはやや小さめ。葉長20~40cm、葉辺に細いギザを持ち、葉脈ははっきりしています。花茎は直立、外三弁および棒心は肉質で苞皮は4~5枚。花色は淡緑、深緑、浅紅、紫紅、浅黄、黄緑色などで、その香りは濃厚で長持ちする(気味濃而持久、清香濃烈)らしいです。我家の数鉢を今春ずっと嗅いでみたのですが、香りがとくに長持ちしたとも思えませんでした。現在、流通している朶朶香がすべて雲南省産とは限りません。江蘇省、浙江省産の伝統的中国春蘭を雲南で朶朶香と呼ぶのだと解釈することもできます。学名は両方とも、Cym.goeringii(china)です。少数ではありますが、すでに荷花弁や奇種など園芸種も移入されています。

■『豆弁蘭』(ずべんらん)
 学名はCym.goeringii var.serratumといい、春蘭の変種とされています。香りはほとんど無臭のものから、微香を有するものまであり、弁形は梅弁、荷花弁、荷型水仙弁が多く、根は他の蘭と比較して、太くたくましく、まるまるとしています。バルブは楕円形、葉繰り5~7枚、葉長40~50cm、葉面はザラザラしていて、ギザははっきり目立ち、葉幅は糸ランのように細いものから1cm前後のものまであります。自生地の複雑な自然条件や強い紫外線を長期間受ける影響により、花色は千変万化で緑色から朱金、紅色、黄色、白色までと変化に富みます。花期はほかの春蘭よりも長く40日程度。極めて高い観賞、審美価値を有し、すでに素心や奇花なども日本へ入ってきており、日本人の感性に合致した蘭だと思います。
 花茎が朶朶香よりも高く伸びること、根の形状と性質が丈夫な点、強い香りは有さない点、多くは半立葉である点などにより、同じ一茎一花であっても朶朶香との区別、判断の基準としますが、自然交雑種のような両種の中間的な個体も多く、判断に苦しむところです。中国人がこの蘭の価値に気付くよりも早くに日本人が好んだために、結構な観賞価値のある優品が日本に入っています。今後は安価には入らないでしょう。
 連弁蘭、春剣蘭については次回に記します。(2004年5月号)
by evian_th | 2008-07-11 19:40 | 東洋蘭(春蘭)
◆「東洋蘭風来記・6」                 No.195
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これは、「自然と野生ラン」誌に2003年11月号から2004年10月号まで連載した「東洋蘭風来記」です、。連続12回掲載します、。挿入画像もなるべく同じ品種のものを使用します、。
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◆東洋蘭風来記 6
平成中国春蘭人気の傾向


 東洋蘭は今や日本、中国、韓国、台湾の東アジア圏共通の趣味にまで発展しており、そのための交流も盛んに行われ、共通した園芸文化圏を形成していると言える段階にまで発達しています。
 その事の結果として、中国や韓国で需要のある蘭が日本市場から買い上げられたり、価格が高くなったりすることが当然起こります。最近の傾向として、一茎九花がそうであったように、中国人の欲しがる品種が国内でも人気を呼び、高値をつけるようです。

 昭和30年代から40年代へかけての中国春蘭ブームは、東京オリンピックや万国博覧会の前後の時期で、日本が高度経済成長に入った時期とも重なり、金銭的にも精神的にも余裕が生まれ、東洋蘭界全般に亘って高値と人気を呼びました。
 人気を後押しするように、永野芳夫(ペンネーム・笹山三次)さんや黒崎陽人さんが東洋蘭界にとって画期的とも言える解説書籍を発刊され、これを読んだ読者が東洋蘭、とくに中国春蘭や寒蘭の分野へ自主的に参加し始めたのです。
 また、クレイボールという焼赤玉土が発売されたのも東京オリンピックの頃です。この出現によって春蘭の栽培技術は飛躍的に向上し、作り易い園芸植物になったのです。それ以前は生の赤玉土、鹿沼土、桐生砂の混合土で作っていたのですから、今から思い返せばずいぶん作り難い植物でした。ブームの時にはこのように様々の好材料、好条件が出てくるものだと痛感します。

昭和人気と平成人気
 たいへんなブームではありましたが、書物に教えてもらっただけのブームですから、本に「良い」と書いてある品種だけが高値を呼び、人気が高いという、じつに分かり易いブームでもありました。具体的に記すと「中国春蘭四天王」である「宋梅」、「老十円」、「万字」、「竜字」を中心とし、その周辺と特に素心の分野の「老文団素」、「楊氏素」、「蔡仙素」など、ブームの終盤には正体のはっきりしない「雪蓮」、「月佩素」などが人気を呼びました。この素心の分野の人気が、今回の人気上昇から取り残されているという明確な違いを示しています。
 それはこの数年間、一茎九花を中国が買い入れた時に、赤茎九花のみを欲しがり、ついで緑茎と続き、素心にはまったく興味を示さなかったことの影響が一茎一花にも及んでいるからだと思われます。

今回の人気品
 その随一は「端秀荷」です。前のブームには存在しなかった品種で、私が初めてこの蘭を目にしたのは昭和50年頃、東京世田谷の故・黄業乾氏の棚でした。直径30センチもある大鉢(尺鉢という)に10センチばかりの3本立ちを見ましたが、おそらく現存するのはこの株の増殖品だと思われ、その後、富山県の栽培者のもとで殖えたものが、10年ほど前に東京の大手通販業者の手で20~30株(50本程度)販売されたものです。「寰球荷鼎」ほどの立葉ですが、葉緑はそれよりも薄く、艶がない厚葉。花も似ますが、もっと緑色の梅形荷花弁花です。
「端秀荷」につぐのが「大富荷」でしょう。ゆったりとした美しい半垂れ中型の葉姿に独特の淡緑色の花をつけ、空間が少なく完成度高い悩ましい一品です。現在、商人やマニアの間でとくに人気の高いのがこの2品種ですが、これに続くのは、梅弁では「賀神梅」、「万字」、「緑英」、「天緑」、「翠桃」、「逸品」。水仙弁では「竜字」。荷花弁では「憲荷」。奇種は「素蝶」、「簪蝶」。素心では強いてあげるなら兜のある「蔡仙素」くらいでしょう。
「賀神梅」は昭和60年前後に韓国が中国春蘭を買ったときには韓国人の好みに合わないという理由で見送られた品種ですが、今回、中国と日本国内でたいへんな人気を呼んでいるものです。「万字」、「緑英」、「竜字」は時代と国境を越えて、春蘭愛好家に普遍的に好まれる花。「憲荷」は新芽に紺覆輪をかけ、花にも紫色の覆輪を現わすもの。「天緑」は出回っているものの大部分は「宜春仙」ですが、本物は丈40センチに達する広葉平葉の大葉に翠緑色長円弁の可愛い花を咲かせます。
 今回の人気上昇は、はっきりとした品種面での片寄りが見られますが、国内に多すぎるものや、見飽きたもの、台湾で大量栽培されている品種などは見送られている傾向があります。(2004年4月号)
by evian_th | 2008-07-08 00:27 | 東洋蘭(春蘭)
◆「東洋蘭風来記・5」                No.194
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これは、「自然と野生ラン」誌に2003年11月号から2004年10月号まで連載した「東洋蘭風来記」です、。連続12回掲載します、。挿入画像もなるべく同じ品種のものを使用します、。
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◆No.5、「俄然人気の中国春蘭一茎一花」


 過去4回に亘って舌の色や形について記しました。最近とくに愛好家の観賞眼が深まり、よりマニアックになってきたので、春の展示会シーズンに向かって役立てて頂き、全国各地から「力強く、良い舌」をした珍品、貴品が登場してくることを切望しています。
 この「東洋蘭風来記」は日本伝統園芸協会様と新企画出版局とのご好意で、私の自由にその時々の東洋蘭や蘭界の動きについて書かせて頂いています。従って、すべての文責は筆者自身に帰するものであることを付記しておきます。

◆蘭界の現況を分析
 元々、東洋蘭界という所は金銭や蘭の蒐集に対する愛好家の欲望が、自身を魔神や妖怪へと変化させ、魑魅魍魎が百鬼夜行するような世界でした。だからこその面白さも存在したのですが、最近の東洋蘭価格の下落と共に、それらの影も薄くなり健全になった半面、その一方では面白味も半減してきたように感じます。
 ところが、ほとんどの蘭価格が右下がりの矢印のなかでこの数年、俄然注目を浴び、人気沸騰、価格上昇に転じてきた分野が存在します。「中国春蘭一茎一花」の蘭たちです。新進愛好家ばかりか、ベテラン愛好家をも巻き込んで、今や引っ張りだこの人気です。その背景には緑苔素心の蘭が人気を集めているのと同じように、既存の銘品に対する「倦怠感」も存在しますが、30年程もの長期に亘って見向きもされなかった中国春蘭一茎一花の良さが「新鮮に見え始めた」という不思議な現象が起こっています。そして気がつくと国内の一茎一花の数の少なさも、その追い風になっているように思えます。

◆一茎一花にまつわる過去30年
 どうしてこれほどまでに国内市場の一茎一花が少なくなってしまったのか、その原因を考察すると
①昭和60年前後の第一次韓国春蘭縞物ブームのときに、韓国国内での中国春蘭の需要に対し、韓国へ向けて大量に流通したこと
②近年、中国と台湾とが日本国内の一茎九華を買い集めると共に、中国での需要に応じて春蘭一茎一花も中国、台湾へ流出していること(現在なお進行中)
③20年近く前に、世界蘭会議の共催行事として世界蘭展が東京の向ヶ丘遊園で開催されて以来、仙台、福島、東京、静岡、名古屋、大阪、岡山、福岡と、国内各地方に国際蘭展ブームが広がり、初心者向けの丈夫で作りやすく、花も香りもよい蘭の代表で根巻きの即売品として下級品扱いされ、蘭界外の一般園芸愛好者へ多量に販売されたこと
④蘭界に残った少数の品も、あまりにも長期の価格と人気の低迷ぶりに粗末にされ、枯死や害虫、病気によって廃棄されてしまったこと
などが考えられます。なかでもとくに③の国内ではあっても蘭界外へ流出した数量はちょっと想像もできないくらい膨大で、蘭界内部での一茎一花の数量の回復には相当の長期間を要するものと思われます。現存数は品種にもよりますが、おそらく日本春蘭銘品の数千分の1かそれ以下だと思われます。
 インターネットオークションの分野でも、中国春蘭の銘品が出品されると大変な人気で、一時のことを思えばかなりの高価格でセリ落とされています。無病の健全苗であれば一部銘品は1本1万円になることもあるようです。しかし、先程も記しましたように、現存数に比べてその価格はまだあまりにも安価で、今後も新しい愛好者の参入が続き、ベテラン愛好家達の見直し気運が強まり続ければ、いずれ数年の内には現存数に見合う価格まで上昇することが予想されます。そうなれば、実に楽しいことです。
 最近の中国春蘭一茎一花の分野は、まだまだ低価格ながらも、その動きは「すでにブームである」と言えるほどの人気です。ただし、昭和30年代から40年代の中国春蘭ブームの時の主役と比較すると、品種的にひと味違った傾向がありますので、それらを次回以降に記します。(2004年3月号)
by evian_th | 2008-07-04 02:43 | 東洋蘭(春蘭)
◆「東洋蘭風来記・4」               No.193
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これは、「自然と野生ラン」誌に2003年11月号から2004年10月号まで連載した「東洋蘭風来記」です、。連続12回掲載します、。挿入画像もなるべく同じ品種のものを使用します、。
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◆No.4、舌の形を表わす用語の整理

 現在、日本春蘭界において一般的に使用されている「舌の形を表わす用語」は、形式化されたものではなく、何となく、見た目で使われている言葉にすぎず、各地方によってバラバラの用語が使用されているのが現状です。
 いっぽう、ものの本に掲載されている「舌の形の用語」は200年もの昔に中国で、主として「一茎九華の舌」をもとに使われていた用語であり、現在の日本で春蘭に当てはめて使用するには無理もあり、また、理解している人も、まずいないのが現状でしょう。
 そこで、現在の日本春蘭界に当てはまる用語を使って、古い中国の一茎九華の用語を整理してはどうか、と思うのです。日本の春蘭界独自の用語があっても良いという訳です。
 ◆   ◆
日本での「春蘭の舌の形を表わす用語」は(おおむね開花後1週間目くらいの形を標準とした場合)
① 受け舌(船底を含む)
② 円舌(または垂れ舌)
③ 巻き舌(捲舌)
の3種類に統一してはどうかと提案しています。
 ◆   ◆
① 受け舌――舌先端が受けて、前面に少し下垂することもあるが、背面に巻き込まないもの
 中国蘭用語では、如意舌:(如意棒が語源らしい)「万字」「天緑」など(中国蘭、以下同)・小如意舌:「翠桃」・大如意舌:「瑞梅」・竜呑舌:舌と棒心との間が開いた形を指す言葉
② 円舌(垂れ舌)――大きく前面に垂れるが、背面に巻き込まないもの
 中国用語では、円舌:「逸品」「小打梅」・大円舌:「緑英」・大舗舌:円舌よりも幅広のもの。「竜字」・大柿子舌:柿の種のような形・大吊舌・劉海舌:仙童、劉海童子のオカッパ頭のような舌。「宋梅」、「西神梅」
③ 巻き舌――開花後、数日を得ずして、背面に巻き込むもの
 中国用語でも捲舌:「老文団素」、「憲荷」
 舌の形は、開花後刻々変化するものなので、決めつけて分類し難いものです。たとえばもっともポピュラーな「宋梅」でも、開花直後の花形の良い頃は「受け舌」で、舌が本来の劉海舌になる頃には、花形は崩れてしまいます。そこで、おおむね開花後1週間の頃を判断の目安にするのが良いと思われます。(2004年2月号)
by evian_th | 2008-07-04 02:25 | 東洋蘭(春蘭)



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