人気ブログランキング |




TOP写真風来記余剰苗掲示版リンク
以前の記事
2020年 01月
2019年 11月
2019年 10月
more...

フォロー中のブログ
東洋蘭風来記奥部屋
東洋蘭 花図鑑 東洋蘭 ...

検索

タグ


<   2019年 11月 ( 3 )   > この月の画像一覧
富士越龍図七寸万年青鉢                      No.629
富士越龍図七寸万年青鉢                      No.629_b0034163_09212650.jpg
富士越龍図七寸万年青鉢                      No.629_b0034163_09213980.jpg
富士越龍図七寸万年青鉢                      No.629_b0034163_09214634.jpg
富士越龍図七寸万年青鉢                      No.629_b0034163_09215466.jpg
富士越龍図七寸万年青鉢                      No.629_b0034163_09215725.jpg
富士越龍図七寸万年青鉢                      No.629_b0034163_09220940.jpg
◆2019年12月、。   佐々木松楽窯「富士越龍図七寸万年青鉢」、


令和元年の師走!!!、。
2019年5月1日から元号が変わり「令和元年」の早くも”師走”、。

「富士越しの龍図万年青鉢」、。
令和元年記念として年末を締めくくるのに相応しい大鉢のご紹介、。7寸の大鉢(口径21.7cm高さ21cm)、明治後期の佐々木松楽窯の製造、。迫力がありますね、。

下方に江戸時代後期の絵師「葛飾北斎」の絶筆とされる肉筆画「富士越しの龍図」を掲載しておきます、。「葛飾北斎」は1999年にアメリカ「ライフ誌」で「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」に日本人では唯一人選ばれた絵師です、。「富士山」と「龍」とを組み合わせて絵にした人物ではないかとエビアンは思っているのですが、葛飾北斎によって「富士越龍図」が描かれたのと上掲の楽焼植木鉢が作られたのとの間に60年程度の時間差があります、。

60年の間に江戸での「富士越龍図」の噂は京都まで伝わっていたものと思われます、。構図までが正確に伝わっていたかは疑わしく、佐々木松楽は初め富士山の中腹辺りに龍を重ねて描こうとした形跡が残っています、。それを止めて別個に龍を描き、富士山の中腹の龍図の後には「マフラーのような中途半端な霞か雲か」を描いたのだと見受けられます、。マフラーの両端の処理が中途半端ですものね、。

明治30~40年に京都から陸蒸気に乗って江戸まで行くのに代金はいくらくらい必要だったのか、楽鉢陶工が仕事を休んで富士見物や江戸見物へ行けたのだろうか、とかとエビアンには分からないことばかりですが、明らかに佐々木松楽は北斎の「富士越しの龍図」の噂は聞いていたのだろうと思われます、。

鉢の胴の中央部で下地は変わり、胴体上部は加茂黒地合、胴体下部は白胴塗り残しの上に絵付けを施すという非常に凝った絵付けを施しています、。
見事な七寸の大鉢ですが、植物を入れて展示会に出品されたものを見ると、まるでバケツのような大きさがあることに驚かされます、。見事な出来映えの鉢に見事な絵付けが施されています、。(立岩信彦氏所蔵)

富士越龍図七寸万年青鉢                      No.629_b0034163_09224158.jpg
「葛飾北斎・富士越龍図」、。
肉筆の水墨画(つまり一点物)、。「葛飾北斎の絶筆」の作品とされる、。1849年、90歳で死の3ヶ月前の作品,山裾から沸き立つ黒雲に乗って天に昇る龍に自らを重ねて描いたものらしい、。当然のことながら,白い顔料で龍を描いた訳ではなく,黒い墨で黒雲を描きながら龍の部分を塗り残したのですから、これはもう神業でしょう、。
富士越龍図七寸万年青鉢                      No.629_b0034163_09221045.jpg
富士越龍図七寸万年青鉢                      No.629_b0034163_09224158.jpg
この鉢の大きさの感じを分かって頂くのに相応しい展示会出品時のスナップ、。kumasannちゃんが来会して撮影してくれた、。七寸万年青鉢というのは,実際に使用されると「バケツ」のような大きさを感じます、。(緋毛氈を移して赤富士のように写ってます)
富士越龍図七寸万年青鉢                      No.629_b0034163_09222411.jpg
富士越龍図七寸万年青鉢                      No.629_b0034163_09224158.jpg










by evian_th | 2019-11-30 21:00 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
お陰様で,満15年                       No.628
お陰様で,満15年                       No.628_b0034163_00021062.jpg
◆2019年11月19日、。   お陰様で満15年、


東洋蘭風来記
お陰様で、満15年、。
多くの御訪問に感謝!!!,、。今後とも何卒よろしくお願いします、。


お陰様で,満15年                       No.628_b0034163_00021869.jpg
お陰様で,満15年                       No.628_b0034163_00120752.jpg










by evian_th | 2019-11-19 00:04 | 東洋蘭(春蘭)
楽徳窯「雲龍富士山図」万年青鉢                No.627
楽徳窯「雲龍富士山図」万年青鉢                No.627_b0034163_00111384.jpg
楽徳窯「雲龍富士山図」万年青鉢                No.627_b0034163_00111972.jpg
楽徳窯「雲龍富士山図」万年青鉢                No.627_b0034163_00112761.jpg
楽徳窯「雲龍富士山図」万年青鉢                No.627_b0034163_00113385.jpg
楽徳窯「雲龍富士山図」万年青鉢                No.627_b0034163_00114153.jpg
楽徳窯「雲龍富士山図」万年青鉢                No.627_b0034163_00114840.jpg
楽徳窯「雲龍富士山図」万年青鉢                No.627_b0034163_00115774.jpg
◆2019年11月1日,。   浮田楽徳窯「雲龍富士山図6寸万年青鉢」、


令和元年記念。「雲龍富士山図」万年青鉢、。
浮田楽徳窯、。口径18センチ高さ18.6センチの6号鉢、。「龍」と「富士山」なら、格から言って「富士龍図」と呼ぶべきなのだけど、この鉢は1の足の正面には「龍」が描かれている、。「富士山」は2の足でも3の足でも無く、足と足の間に描かれていて、その事に何かの楽徳の意思を感じたから「龍に富士山図」としました、。

「龍」は中国で作られた架空の生物で、「鳳凰」「麒麟」「亀(玄武だと思う)」と共に「四瑞 」(しずい)とされ、お目出度い時に現れるとされています、。「令和の新時代を祝う」ように今年、風来記にいくつかの「龍図」鉢が現れたので,今月と来月にご紹介します、。

台の鉢は浮田楽徳の腕前に脂がのった最盛期の初期の作,。足に「白い花弁の菊図」を描くようになる前の作品ですね、。白胴によく描き込んで居ます、。青海波も上出来、。

「龍」と「富士山」とを組み合わせて同一画面に初めて描いたのが誰かは知らないけど、中国でデザイン化された「龍」を日本へ持ち込んで多く描いたのは「狩野探幽」だろうか、。京都の寺院の天井画に多くの「龍」を描いている,。しかし、「富士山」と組み合わせた事で有名なのは、「富士越しの龍図」(富士越龍図)を描いた浮世絵師「葛飾北斎」では無いでしょうか、。「世界の過去1000年間で最も影響力のあった100人」に日本人で唯一選ばれた「葛飾北斎」です、。この件は来月に書きます、。

この画像を見て不思議に思うのは、「浮田楽徳は実際の富士山を見たことがあるのではないか」と言うことです、。テレビドラマ「あさが来た」では、明治20年に「東京→大阪間」は蒸気船と蒸気機関車とを使って4日かかったのが、明治22年頃に「東京神戸間」に機関車が開通してから後は、明治30年頃には1日で東京まで行けるようになっていたはずです、。この鉢の富士山の絵は妙に写実的です、。江戸時代の浮世絵ではあれほどデフォルメされていた富士山が実に写実的に描かれている点に、「楽徳は富士山を自分の目で見たのではないかなぁ」とエビアンは100数十年前の浮田楽徳に思いを馳せるのです、。だから、先月に書いた通り、この鉢の制作年は明治30年頃では無いかと思うわけです、。

まぁ何とも羨ましいほどの良い鉢、。それも6寸の大鉢、。(飛田邦之氏所蔵・撮影も)

楽徳窯「雲龍富士山図」万年青鉢                No.627_b0034163_00120752.jpg










by evian_th | 2019-11-01 00:16 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢



TOP写真風来記余剰苗掲示版リンク

Copyright(C) 2005 東洋蘭風来記 All rights reserved.