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秋季展示会2023          No.688

秋季展示会2023          No.688_d0103457_00074789.jpg
◆2023年○○月○○日、。  秋季展示会情報   

秋季展示会2023          No.688_d0103457_17054269.jpg
2023年(令和5年)秋季展示会情報







事務局:鶴岡毅(埼玉県狭山市上赤坂168ー1、
携帯、080ー5007ー3344,)










芳香会 中国蘭展
時:2023年○○月○○日~○○月○○日
所:東京都調布市「神代植物公園展示室」
内容:中国蘭一花・奥地蘭
(会場へのリンクが付いていません、ごめんね!、難しくて、)










蘭遊楽座 柄物展
時:2023年12月2日(土)
所:東京 大森 「大林寺」




杭州寒蘭展示会
時:2021年12月12日・13日
所:三重 メッセウイングみえ




秋季展示会2023          No.688_b0034163_00541641.jpg
「東洋蘭」「日本春蘭」「春蘭」「九華」「中国蘭」「奥地蘭」「韓国春蘭」の展示会情報なら「東洋蘭風来記」、

秋季展示会2023          No.688_d0103457_10183193.jpg

◆何処の展示会も「会場内マスク着用」は共通ルールのようです、。マスク持参でご参加下さい、。



◆「展示会情報」は順次追加します、。「展示会が主体の会」に限ります、「即売会のついでに展示会」というのは掲載しないこともあります、。









# by evian_th | 2023-11-07 21:45 | 東洋蘭春蘭展示会
龍虎図万年青鉢          No.686
龍虎図万年青鉢          No.686_b0034163_12163287.jpg
龍虎図万年青鉢          No.686_b0034163_12164308.jpg
龍虎図万年青鉢          No.686_b0034163_12165724.jpg
龍虎図万年青鉢          No.686_b0034163_12170589.jpg
龍虎図万年青鉢          No.686_b0034163_12171545.jpg
龍虎図万年青鉢          No.686_b0034163_12172308.jpg
龍虎図万年青鉢          No.686_b0034163_12173135.jpg
◆2023年10月、。     龍虎図万年青鉢、。

10月といえば秋色も相当濃くなっているものですが、今年は未だ「残暑」の真っ最中ですね、。

◆「龍虎図万年青鉢」、。
窯元特定は簡単だろうと思ったのでしたが、イザ決めて書こうとする段になって「佐々木松楽窯」か「浮田楽徳窯」かの判断が出来ません、。
「龍」は想像上の神獣で、基本形は中国から入って来た形を日本では狩野探幽が描いたのが基本になっています、。(布施覚さんは「日光東照宮」の龍からヒントを得て描いたそうです、。)、一方「虎」を日本人が見たのは相当遅いらしく、体はおおよその説明を受け、虎の顔は「猫」を見て少し猛々しく描いたそうで、昔の屏風絵や掛け軸の虎も実際の虎とはあまり似ていません、。誰が描いた作品もそうです、。だから、この鉢の龍虎図が上手いの下手だのは言えません、‥結構濃密なネットリと描き込まれた絵付けだと思います、。楽徳とも佐々木松楽とも決めかねます、。

足の「菊花唐草紋」も両方の窯とも同じような絵付けをすることがあります、。
最も大きな相違点は、「白胴に総絵付け」を施してある点で、佐々木窯には多く、浮田楽徳には非常に少ない絵付け様式です、。ココだけを見れば「佐々木窯」で決まりなのですが、佐々木窯特有のスッキリした所が感じられなくて迷う訳です、。
足の作りは佐々木窯に近いかな、とか迷いだしたらますます決められなくなり、10月1日を迎えてしまいました、。正直に言うとそういう事です、。

鉢の大きさは、口径・高さ共に108㎜の胴返し、。シッカリと作られ濃密に絵付けされた良い鉢だと思います、。(東京・大鐘久生氏蔵、)

龍虎図万年青鉢          No.686_b0034163_12184696.jpg









# by evian_th | 2023-09-30 23:00 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
佐々木松楽窯製・花車図6寸万年青鉢          No.685
佐々木松楽窯製・花車図6寸万年青鉢          No.685_b0034163_09000194.jpg
佐々木松楽窯製・花車図6寸万年青鉢          No.685_b0034163_09000846.jpg
佐々木松楽窯製・花車図6寸万年青鉢          No.685_b0034163_09001448.jpg
佐々木松楽窯製・花車図6寸万年青鉢          No.685_b0034163_09002321.jpg
佐々木松楽窯製・花車図6寸万年青鉢          No.685_b0034163_09003678.jpg
佐々木松楽窯製・花車図6寸万年青鉢          No.685_b0034163_09004441.jpg
◆2023年9月、。     佐々木松楽窯「花車図万年青鉢」、。


幕末期の江戸時代に製作された「楽鉢」に関してはもう少し確認事項もあるので「奥部屋」の方で取り上げる事にして、「風来記ページ」は久々の「華やかな鉢」のご紹介、。

佐々木松楽窯「花車図万年青鉢」、。
口径19.3、高さ18.8センチという6寸を超える大鉢なのに、台の作りもシッカリしていて安定感がある、。明治38年に京都市東山区清水寺門前町2丁目に開窯した初代の佐々木吉之助は錦絵絵師の出身、元は絵師だから「絵付けが上手い」のは当然のように見られるが、紙に絵を描くのと、陶器にイッチンから絵の具を搾り出すのとでは大違いに困難な筈なのにいとも簡単にやってのける様は見応えがある、。

初代・吉之助、二代目成三共に絵付けは上手く、明治後期には多くの色絵の具が売られたのを使って多彩な絵付けを施した鉢が残っている、。これ以外の窯元では考えられない色彩やデザインの鉢も存在する、。
画像の「花車図」は白胴に透明感のある釉薬を掛けた上から繊細な絵を描いてあるが見た目にはアッサリして厚みを感じない釉薬使いに見えるが、実物は釉薬を分厚く掛けて重厚味がある絵付けだろうと思われる、。この窯元の作品は明るい気持ちにさせてくれるから、いいよね♪、。(寸法は上記、東京・大鐘久生氏蔵)、。


佐々木松楽窯製・花車図6寸万年青鉢          No.685_b0034163_09005706.jpg
(彼岸花画像は撮影提供とも対馬・豊田芳信さん)
佐々木松楽窯製・花車図6寸万年青鉢          No.685_b0034163_09035317.jpg










# by evian_th | 2023-09-01 00:03 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
浮田楽徳窯製品にも江戸時代の鉢がある、          No.684
浮田楽徳窯製品にも江戸時代の鉢がある、          No.684_b0034163_09463909.jpg
浮田楽徳窯製品にも江戸時代の鉢がある、          No.684_b0034163_09464509.jpg
浮田楽徳窯製品にも江戸時代の鉢がある、          No.684_b0034163_09465204.jpg
浮田楽徳窯製品にも江戸時代の鉢がある、          No.684_b0034163_09465916.jpg
浮田楽徳窯製品にも江戸時代の鉢がある、          No.684_b0034163_09470573.jpg
◆2023年8月、。     浮田楽徳窯(うきだらくとくかま)「魚の子紋様石斛鉢」、



(先月スレを引き継いで・・・)という訳で、「東洋蘭風来記サイト」でも、「確信が持てる証拠が出るまでは江戸時代へは手を差し込まない、」と決めていた時代考証に「江戸時代後期」という分野が開かれる事になりました、。

「楽鉢の時代査定」は「顔料の種類」で判断してきましたが、「フランス国パリ万国博覧会」以降に「絵付け用絵の具」が入って来るようになるよりも前から「天然緑土(テールベルト)」が入って来ていたのが発見される事態になり、江戸幕末(1853年ペリー来航~1867年)の中でも「浮田楽徳窯の開窯した文久元年(1861年)までを「隆盛期の楽鉢製作年の一つ」として加えることに致しました、。

従って、楽鉢の製造年代は、1600年代1700年代の大坂楽時代・江戸後期幕末年代・明治初期・明治中期・明治後期・大正時代・昭和初期(昭和20年まで)、
・・・という風に今後は書いて行きます、。

幕末に「楽鉢」を製造していた窯は、1830年頃開窯の「短冊家窯」と最後の5~6年間だけ開窯して来た「浮田楽徳窯」の「2窯」に絞られます、。これ以外の窯元の製品は「明治以降の製作」という事に(とりあえずは)なります、。(江戸前期に開窯の「楽雅亭」や「楽忠」など「大坂楽」はこの話題からは外しておきます)
矛盾点に突き当たるまではこれで行きます、。
浮田楽徳窯製品にも江戸時代の鉢がある、          No.684_b0034163_10325316.jpg
今月の画像は、所有者の飛田さんが今年新たに入手の「浮田楽徳窯製の古代魚の子紋様石斛鉢」です、。
飛田さんが以前から所有されている「同型の鉢」は、前スレ4枚目に掲載、。両方の鉢に共通する特徴は「テールベルト顔料の劣化具合」です、。短冊家さんの使用したテールベルトは150年経った今でも「緑色のまま」ですが、楽徳窯が買った品は短冊家よりも安価で色の固定性も低く、画像のように部分的に「青みがかった緑青色」に変質していて、この場合に限り、緑土の劣化具合が何とも言えない”味”になっています、。

「楽鉢」の価格は「古ければ高い」という単純なものではなく、「古さ」「絵付け」「持ち味(良さ)」などが微妙に噛み合って楽鉢数寄者を引き寄せるものですから、価格に関しては「時の相場」でしょう、。(口径132mm、高さ105mm、飛田邦之氏所蔵)


浮田楽徳窯製品にも江戸時代の鉢がある、          No.684_b0034163_09513931.jpg













# by evian_th | 2023-08-01 00:03 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢
テールベルト(天然緑土)          No.683
テールベルト(天然緑土)          No.683_b0034163_10301535.jpg
テールベルト(天然緑土)          No.683_d0103457_23084512.jpg
テールベルト(天然緑土)          No.683_d0103457_23085312.jpg
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◆2023年7月12日、。     天然緑土(テールベルト)


「園芸JAPAN誌2016年1月号」の誌面に、それまで古典園芸界の・愛好家・商人皆さんのご協力を得て進めてきた「古典楽鉢の歴史調べ」の途中経過を掲載し、それを皆さんが読んで下さり、「そこまでの楽鉢の事は皆さんご存知」の上で、それ以降は「その上へ研究結果を積み重ね」て「奥部屋」に書いて来ました、。

しかし、「園芸JAPAN誌2016年1月号」を読んで居られない人、「それ以降に古典楽鉢に興味を持たれた人」、には理解できないことをいい気になって書いているのではないかと反省する気持ちが出て来た事と、「楽鉢数寄者の代替わり」などに伴って、新しい人達にも繰り返してお伝えしようとの思いから、時々、以前のことも書くように決めました、。

「古典の楽鉢」と風来記が呼んでいる鉢は、江戸・明治・大正・昭和の戦前までに製作された鉢を「古典」と呼んでいます、。
見かけ上の形状の違いは「一つ一つ手作りで轆轤引き(ロクロ)してある物、鉢底にロクロ引きの糸切りのザラザラ筋が見える物」、のことです、。
また、戦後昭和28年に三河の「興楽園杉浦勘之助が発明した、押し型成形ではないもの、」の直前までを含める場合もあります、。
テールベルト(天然緑土)          No.683_d0103457_23422909.jpg
「古典の楽鉢は何故シットリと落ち着いていて、しかも高級高価に見えるのか、」と初めの頃は考えて毎日毎日楽鉢を眺めていた、。
それで辿り着いたのが「この如何にも日本人好みのする緑色の線を描く釉薬を使ってあるためではないか、」ということだった、。
調べても分からず、楽鉢の絵付け絵師(陶画工)として名を馳せておられた千葉県の「布施覚さん」に知人を介して訊ねると「自分も実は分からないのだ、それで絵の具をアレコレ混ぜてそれらしい色になるように工夫している、」という返事だった、。

困り果てていたある日、NHKTVのBS放送で、「日本人左官職人が世界の土を使って左官コテで絵を描いてみる」という企画で左官職人を連れたNHKスタッフが「地中海キプロス島」へ「キプロス原産の天然緑土」を求めて旅をする番組にぶつかった、。(番組趣旨は良かったが内容がダサくて番組としてはスベッタ感満載!)、全く突然で偶然の出会いだった、。
この時の「天然緑土」こそ「Terre-Verte」だった、。見た瞬間に「これだ!」と思ったね、。

キプロスの住人が言うには「1945年(昭和20年)までは世界中へ輸出していた」という、。ギリシャ正教の「イコン画」(各家庭の壁に飾るキリストやマリアの絵)を描くときには必ず、まず下地に「テールベルトを水で薄めて全体に薄い緑色に塗る」のだそうで、その上から絵を描くのが決まりだた、。
取材陣を畑の中の5メートルばかりの断層が露出したところへ案内して現地をテレビに撮影させた、。

断層の横筋の所々に幅50センチほど高さ15~20センチほどの「テールベルトの層が露出している」から、これを掘り採るだけで「輸出の商品顔料」になるのだた、。粒子は非常に細かく、水で溶けばそのまま顔料、塗料、絵の具として使える便利な土である、。日本名は「天然緑土」、乾燥しても緑色のままの物が品質が最上で、乾くと「青味が出て緑青色(ろくしょう)に変化する物ほど安価低級品だった、。日本ではやはり「短冊家が仕入れるテールベルト」は最も品質が良く、次いで「浮田楽徳」などの順になる、。

テールベルト(天然緑土)          No.683_d0103457_23042645.jpg
今回、この「テールベルト」を使った鉢の内側に「明治初午年」と書いた鉢が見つかった事で、江戸幕末の頃には「テールベルト」が輸入されていた事が判明した訳です、。金と白色とは元から日本に産した土や金属なので、これらを使った鉢が幕末には作られていた事実が判明しました、。

ついでながら、この「天然緑土などの顔料」を使って「楽鉢表面」に絵を描くときには、まず顔料を非常にキメの細かな土に混ぜ、水を加えて「泥漿(でいしょう)」という状態の「絵の具」にし、「油紙や柿渋紙」で作った「三角錐状の容器」(イッチンという)の先に「先金(さきがね)」を付け、その三角錐の袋状容器を手で絞りながら先金から絵の具を絞り出して鉢に絵を描きます、、。仕上げに、これを内釜に入れて800度くらいに焼いて焼き付けるわけです、。

<以前の関係スレッドにリンク付けしときますね>


テールベルト(天然緑土)          No.683_d0103457_23413497.jpg
テールベルト(天然緑土)          No.683_d0103457_23422909.jpg
「楽鉢の絵付け絵の具」は、大きくは3つのルートで日本へ伝わったようです、。
1つは、「シルクロードの隊商」の手で中東やアジア深部から中国へ持ち帰られ、交趾船によって(恐らく)九州鹿児島や長崎へ入ったもの、。ペルシャ(今のイラン)からの「天然呉須(ごす)」、伊万里焼などの磁器に青い絵を描く釉薬、とか、シルクロード・キジル国の「青の洞窟壁画」に使われヨーロッパ人によって世界に知られるようになった「ラピスラズリ(和名・瑠璃)」、他にも中国経由で伝わった物は有るだろう思う、。

2つは、300年ほど後の1860年代になって、フランス国パリで何度か開かれた万国博覧会の機会に日本人貿易商によって持ち帰られた「各種陶磁器用絵の具」、。この頃には日本人が直接間接にヨーロッパの物産を輸入している、。

3つは、今までは上記の2ルートで入ってきたと考えてましたが、今回判明の「1と2との間のどこかの時点でテールベルトが独自に輸入されていた事」、。「京都短冊家」へ入った時期と日本へ入った時期とは一致する筈なので、今後の調べで判明するかも知れません、。真実は怪奇です、。
テールベルト(天然緑土)          No.683_d0103457_23413497.jpg








# by evian_th | 2023-07-12 00:03 | 東洋蘭鉢・楽焼鉢・古鉢・ラン鉢



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